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  • 越前敏弥
    文芸翻訳者。 ご感想・お問い合わせなどは office.hyakkei@gmail.com へお願いします。
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新刊・イベント・講座情報

2019年3月16日 (土)

INFORMATION 2019-03-16

 ダン・ブラウン『オリジン』が文庫化されます(上中下の3分冊)。『人工知能は人間を超えるか』の著者・松尾豊さんがくわしい解説を書いてくださいました。もちろん、美術作品もたっぷり登場します。今月の23日ごろに書店に並ぶ予定です。

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『オリジン』の文庫化を記念して、4月28日(日)に大阪の隆祥館書店でトークイベントをおこないます。作中の美術作品の話を中心に、文芸翻訳全般の話などもするつもりです。未読の方や英語が苦手の方も、気軽にお越しください。お申しこみページはここです。

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 4月からのNHKラジオ「基礎英語2」(おもに中学2年生対象)のテキストに、翻訳者6人が交代で海外小説ガイドを書きます。執筆メンバーは、わたしのほか、芹澤恵さん、金原瑞人さん、ないとうふみこさん、白石朗さん、三辺律子さん。すでに書店に並んでいます。ぜひお知り合いの中学生のかたなどに勧めてください。
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 朝日カルチャーセンター(新宿・横浜・中之島)の4月期文芸翻訳講座の受付がはじまっています。内容やお申しこみ方法についてはここを見てください。あるいは、各教室のサイトで検索ページに講師名を入れてもらえれば、全講座が表示されます(新宿横浜中之島)。【講師名を入力するときは、苗字と名前のあいだにスペースを入れてください】

 各教室とも、「英米小説の翻訳」(要予習)と「文芸翻訳教室」(予習不要)があります。そのほか、新宿教室では、6月1日に三辺律子さんとの公開対談「だから翻訳は面白い」があります。

2019年3月 4日 (月)

朝日カルチャーセンター4月期の文芸翻訳講座

 朝日カルチャーセンターでの2019年4月期の文芸翻訳講座の受付がはじまりました。今期も、新宿教室・横浜教室・中之島教室の3か所で開講します。今期から新宿教室に木曜夜のクラスが加わります
 新宿教室についてはこのページ、横浜教室についてはこのページ、中之島教室についてはこのページで、フリーワード検索に講師名を入れてもらえれば、4月期の全講座が表示されます(講師名を入力するときは、苗字と名前のあいだにスペースを入れてください)。
 3教室とも毎期、「英米小説の翻訳」(要予習、毎月1回)と一般向け定期講演「文芸翻訳教室・英語と日本語のはざまで」(「翻訳百景」から改称、予習不要、各期1回のみで毎回異なる内容、4月期は中之島4月27日、横浜6月8日、新宿6月29日)があります。
 さらに、4月期は新宿教室で翻訳者の三辺律子さんとの公開対談「だから翻訳は面白い~翻訳書の文体や語り口について~」があります(6月1日)。
「英米小説の翻訳」は、新宿と横浜は1時間半×3回、大阪は3時間×1回の形でおこないます(大阪は扱う英文の長さが約3分の2です)。原則として、長短編小説の一部をていねいに訳し、全員の訳文を全員に配布して細かく検討していきます。4月期は現代アメリカの短編を扱います。
 新宿は火曜午前・木曜夜(新設)・土曜午後の3クラス(どれかひとつを受講)、横浜と中之島は土曜午後の1クラスです。
「英米小説の翻訳」では、英文の訳読のほかに、各期ごとに指定した本(おもに翻訳書または周辺書)を読んできて簡単に感想を言ってもらう時間を少しとります。課題書はこのブログの右側に載せてあり、4月期は『エヴリデイ』(デイヴィッド・レヴィサン、三辺律子訳、小峰書店)です。
 
 一般向け定期講演「文芸翻訳教室・英語と日本語のはざまで」(前回までの「翻訳百景」とほぼ同内容)は、翻訳の仕事にまつわるエピソードなどを英文の実例とともに紹介していくもので、毎回内容が異なります。「翻訳しづらい英語表現」「訳文添削道場」「編集・校閲・校正担当者とのやりとり紹介」など、初級者から上級者までに役立つ話が盛りだくさんです(予習不要)。
「英米小説の翻訳」を受講中の人やこれから受講しようという人、予習する余裕はないけれど文芸翻訳の勉強を長くつづけたい人などは、可能なかぎり毎回受講してください。語学の知識が少し必要ですが、どなたでも参加できます。
 
◎「英米小説の翻訳」の日程とお申しこみページは以下のとおりです。
 
◎一般講演「文芸翻訳教室・英語と日本語のはざまで」のお申しこみページは以下のとおりです。
◎三辺律子さんとの公開対談「だから翻訳は面白い」のお申しこみは以下のとおりです。
 三辺さんも朝日カルチャー講師で、これまでも何度か対談をさせていますが、今回は三辺さんの訳書『エヴリデイ』(4月期「英米小説の翻訳」課題書)や越前の訳書『おやすみの歌が消えて』(リアノン・ネイヴィン著、集英社、去年の「英米小説の翻訳」教材)などを採りあげながら、一人称をどう訳すか、どんな文体で訳すかなどを中心に、文芸翻訳の本質に少しでも迫れたらと思っています。
 翻訳出版に少しでも興味のある人はぜひお越しください。
「だから翻訳は面白い」対談シリーズは、これまで代田亜香子さん(翻訳者)、山口晶さん(早川書房編集者)をお相手に開催し、今回が3回目です。今後も翻訳出版にさまざまな形でかかわっている人をお招きするつもりです。
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 1月期の横浜教室の「翻訳百景」には、まだ申しこむことができます(予習不要、当日に各教室での申しこみも可)。
 また、夏目大さんとの公開対談(3月9日夜、青山ブックセンター本店)も引きつづき募集中です。

2019年2月22日 (金)

INFORMATION 2019-02-22

『世界史大図鑑』(三省堂)が刊行されました。一昨年の『世界文学大図鑑』につづいて、翻訳を担当しています。日本で教わる「世界史」ではまったく採りあげられない項目もかなりあり、読み応えはじゅうぶんです。中学生以上の全世代にお勧めします。

 この本の訳者あとがき全文をここに転載します。

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 大図鑑シリーズの翻訳を担当するのはこれが2回目だ。かつて『世界文学大図鑑』を翻訳したことが楽しく貴重な経験となったので、つぎは『世界史』の刊行企画があるという話を担当編集者から聞いたその瞬間、みずから志願した。

 学校時代に世界史を学んでから40年近くになるが、翻訳の仕事で必要になる機会も多く、ときどき新しい教科書を入手して目を通すようにしてきた。そうしたなかで、教科書の記述は少しずつ変化した。「地理上の発見」は「大航海時代」に、「オスマン・トルコ」は「オスマン帝国」になり、中南米や東南アジアやアフリカの記述がずいぶん増えた。事件の呼び名や人名・地名も微妙に変わったものが多く、現地での呼称や原音、そして少数派や抑圧された民族・国家の立場が尊重される傾向が強くなっている。おおむね、客観的で公平な記述に近づこうとしていると言ってよいだろう。

 だが、監修者の後記にもあるとおり、時代や地域を問わず、客観的な歴史というものは存在しない。もともとイギリスで出版された本書が、東洋やアフリカの記述が控えめである一方で、プラハ窓外放出事件やパッシェンデールの戦いなど、初耳の人が多いであろう出来事を大きく扱っているのを見ると、世界にはいくつもの「世界史」があるのだと痛感する。日本の教科書と比べ読みすれば、きっと立体的な見方が得られるはずだ。

 わたしが最も強く感じたのは、ヨーロッパでファシズムが蔓延していく過程や、それにともなう数々の残虐行為が、執拗なまでに細かく描かれていることだ。二度と過ちを犯してはならないという強烈なメッセージが感じられ、ぜひ日本の読者にも知ってもらいたいと思った。また、同時多発テロ以降の世界の諸問題(IT社会、リーマン・ショック、環境問題、人口問題など)が深く論じられているのも読み応えがある。もちろん、豊富な図版を用いてさまざまな切り口でわかりやすく解説してあるのは大図鑑シリーズの他巻とまったく同じであり、期待をけっして裏切らないとお約束する。

 訳出にあたっては、唐木田みゆき、笹田元子、笹山裕子、手嶋由美子、中田有紀、信藤玲子、茂木靖枝、山田文の各氏に協力してもらった。引用文・発言の下調べや歴史的事実の正誤確認など、膨大な量の作業の積み重ねがなければ、こういった書物の翻訳はとうてい不可能である。この場を借りてお礼を申しあげる。

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 3月に東京と大阪で開催する『文芸翻訳教室』特別勉強会は、東京(午前、午後)、大阪のいずれも、残席があと3名程度となっています。
 予習が必要なので、参加を希望する人は遅くとも2月末までに申しこんでください。
【2月27日追記 大阪勉強会は満席となりました】
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 3月13日(水)の夜に、青山ブックセンターで夏目大さんとトークイベントをおこないます。大ヒット中の『タコの心身問題』と、タコの悪役が大活躍する『おやすみ、リリー』の話を中心に、出版翻訳にまつわるいろいろな話をします。ぜひお越しください。

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 朝日カルチャーセンターの文芸翻訳講座(新宿・横浜・中之島)は、すでに4月期の受付がはじまっています。詳細については、来週あたりこのブログに書きます。
 3月の一般講演「翻訳百景・英語と日本語のはざまで」は、引きつづき受付中です。

 新宿   3月2日(土)  15:30~17:00
 横浜   3月9日(土) 15:30~17:00

2019年2月11日 (月)

INFORMATION 2019-02-11

 3月13日(水)の夜に、青山ブックセンターで夏目大さんとトークイベントをおこないます。大ヒット中の『タコの心身問題』と、タコの悪役が大活躍する『おやすみ、リリー』の話を中心に、出版翻訳にまつわるいろいろな話をします。タコタコトークにどうぞお越しください。

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 先日もお知らせしたとおり、3月に東京と大阪で『文芸翻訳教室』特別勉強会を開催します。東京はここ(午前の部&夜の部)、大阪はここをご覧ください。朝日カルチャーの文芸翻訳講座の受講を検討中の人などはぜひ参加してください。もちろん、今回だけの参加でもかまいません。現在、3つとも半分ぐらいのお席が埋まっています。予習が必要なので、参加を希望する人は遅くとも2月末までに申しこんでください。
【2月27日追記 大阪勉強会は満席となりました】
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 ダン・ブラウン『オリジン』の文庫版(上・中・下)が3月下旬に刊行されます。AIの専門家の方の解説がつく予定です。

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 朝日カルチャーの一般向け講演「翻訳百景・英語と日本語のはざまで」が以下の日程であります。ある程度の語学力が必要ですが、どなたでも参加できます。お申し込みは直前までOKです。

 新宿   3月2日(土)  15:30~17:00
 横浜   3月9日(土) 15:30~17:00

 この講座は4月期から「文芸翻訳教室・英語と日本語のはざまで」と改称されますが、内容はほとんど変わりません。
 4月期の各教室の講座は、2月下旬に受付を開始します。後日またお知らせします。
 

2019年2月 6日 (水)

『文芸翻訳教室』特別勉強会・大阪編のお知らせ

【2月27日追記 大阪勉強会は満席となりました】

 3月に東京で開催する予定の『文芸翻訳教室』特別勉強会を、4月に大阪でも開催します。

 東京とほぼ同じ内容のことを1回でおこない、時間がやや短くなります。
【日時】
 4月28日(日) 10:15~12:45
【会場】
 西梅田駅・北新地駅付近の会議室(大阪駅からも徒歩可)
【参加費】
 4,000円(2回分。会場費・コピー代などを含む。当日、現金でお支払いください)
【対象】
 文芸翻訳学習初級者・中級者(越前の朝日カルチャーセンターの翻訳講座に2年以上在籍している人は対象外。期間が微妙な場合は相談してください)。
【内容】
・『文芸翻訳教室』(研究社)、『翻訳百景』の2冊を事前に熟読し、質問や意見交換をする(この2冊は各自で購入してください)。
・原書1ページ程度の英文課題の翻訳演習をふたつ。シリアスな作品とコミカルな作品を1回ずつ扱います。添削指導はしませんが、時間のあるかぎり、全員の訳文にコメントします。
・シノプシスの実例配布とちょっとしたコメント
・終了後には自由参加の懇親会あり。
【定員】
 10名程度。定員に達したら締め切ります。試験はおこなわず、原則として先着順です。
【申込方法】
 翻訳百景のアドレス(office.hyakkei@gmail.com)宛にメールで申しこんでください。タイトルは「大阪『文芸翻訳教室』特別勉強会参加希望」などとしてください。
 申込メールには、お名前のほかに、簡単な自己紹介を書いてください。その際、翻訳学習歴や仕事歴(まったくなくてもかまいません)、好きな本(作品・作家・ジャンルなど、なんでもいいです)の2点に言及してください。字数は200字から400字程度でお願いします(厳密に守らなくてもかまいません)。
 お申し込みを確認し、数日中に詳細についてお返事します。
 東京での勉強会については、ここを見てください。

2019年1月31日 (木)

『文芸翻訳教室』特別勉強会のお知らせ

 以下の要領で『文芸翻訳教室』特別勉強会を開催します。

【日時】
・午前の部――3月12日(火)、26日(火) 10:00~11:40 【全2回】

・夜の部―――3月14日(木)、28日(木) 19:00~20:40 【全2回】

【会場】
 表参道駅付近の会議室(渋谷駅からも徒歩可)

【参加費】
 5,000円(2回分。会場費・コピー代などを含む。当日、現金でお支払いください)

【対象】
 文芸翻訳学習初級者・中級者(越前の朝日カルチャーセンターの翻訳講座に2年以上在籍している人は対象外。期間が微妙な場合は相談してください)。

【内容】
・『文芸翻訳教室』(研究社)、『翻訳百景』の2冊を事前に熟読し、質問や意見交換をする(この2冊は各自で購入してください)。

・1回につき原書1ページ程度の英文課題の翻訳演習。シリアスな作品とコミカルな作品を1回ずつ扱います。添削指導はしませんが、時間のあるかぎり、全員の訳文にコメントします。

・シノプシスの実例配布とちょっとしたコメント

・終了後には自由参加の懇親会あり。

【定員】
 それぞれ10名程度。定員に達したら締め切ります。試験はおこなわず、原則として先着順です。

【申込方法】

 翻訳百景のアドレス(office.hyakkei@gmail.com)宛にメールで申しこんでください。タイトルは「『文芸翻訳教室』特別勉強会参加希望」などとし、午前の部、夜の部のどちらを希望するかを明記してください。
 申込メールには、お名前のほかに、簡単な自己紹介を書いてください。その際、翻訳学習歴や仕事歴(まったくなくてもかまいません)、好きな本(作品・作家・ジャンルなど、なんでもいいです)の2点に言及してください。字数は200字から400字程度でお願いします(厳密に守らなくてもかまいません)。
 お申し込みを確認し、数日中に詳細についてお返事します。

 なお、大阪でも同様の勉強会を開催する予定です。詳細が決まりしだい、そちらもこのブログでお知らせします。
 

2019年1月23日 (水)

INFORMATION 2019-01-23

 第5回「はじめての読書会」の受付を開始しました。
日時:2月24日(日)15時から17時まで
課題書:パヴェル・ブリッチ 『夜な夜な天使は舞い降りる』(東宣出版)
登壇者:倉本さおり(司会、書評家)、阿部賢一(課題書訳者)、小国貴司(「BOOKS青いカバ」店主)、小林さゆり(翻訳家)、竹田信弥(「双子のライオン堂」店主)、津田啓行(課題書担当編集者)
 今回はメールPeatixの両方で申込を受けつけています。お申し込みはお早めにどうぞ。

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 1月期朝日カルチャー各教室で、下記のトークイベント・講演があります。予習不要なので、いまからでも参加できます。

◎「翻訳百景・英語と日本語のはざまで」(語学の知識が少しだけ必要)
中之島 1月26日(土) 10:30~12:00
新宿   3月2日(土)  15:30~17:00
横浜   3月9日(土) 15:30~17:00
「誤訳しがちな英文集」「訳文添削道場」「編集・校閲・校正担当者とのやりとり紹介」など。

2月2日(土) 10:00~11:30
早川書房の編集者・山口晶さんとの公開対談。

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 読書情報誌《青春と読書》に、宮下奈都さんが『おやすみの歌が消えて』のすばらしい書評を書いてくださっています。

「まわりの大人たちには見えなかったものが、6歳の少年には見える。無垢だから、というだけではなく、この子だけが兄の魂に寄り添おうとしたからではないか」

 そのほか、多くの書店員さんからも推薦コメントをいただいています。こちらを見てください。

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2019年1月 1日 (火)

2019年の予定など

 今年もどうぞよろしくお願いします。2019年の著訳書刊行やイベントなどの予定を簡単に書きます。

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 まず、1月4日ごろに集英社から『おやすみの歌が消えて』(リアノン・ネイヴィン著)が刊行されます。小学校での無差別銃撃事件を体験し、兄を失った6歳の少年を語り手とする物語です。事件後、少年は恐怖やとまどいや怒りや苦悩を感じつつ、家族との葛藤のなかで日々成長していきます。
 少年が語り手であることと、大人向きの一般小説(ミステリーではありません)であることを考え合わせ、原則として小学校3年までの漢字と低学年レベルの語彙だけを使って訳しました。
 全世代に自信を持ってお勧めできる作品です。この本については後日あらためて書きます。

 2月には三省堂から『世界史大図鑑』が出る予定です。一昨年の『世界文学大図鑑』の姉妹編で、形式やページ数も同じです。世界史のおさらいができるのはもちろん、西洋人から見た世界史がわれわれの教わった世界史とどんなふうに異なっているかを比べてみるのもいいと思います。

 そのほか、ミステリーの文庫化や、英語表現にまつわる著書も準備中です。

 12月に刊行された『大統領失踪』(ビル・クリントン&ジェイムズ・パタースン著、早川書房)と『ストーリー』(ロバート・マッキー著、フィルムアート社)も引きつづきよろしくお願いします。

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 朝日カルチャーセンター(新宿・横浜・中之島)の文芸翻訳講座は、引きつづき1月期のクラスの受付をおこなっています。要予習の「英米小説の翻訳」、予習不要の一般講演のほか、去年好評だった公開対談「だから翻訳は面白い」のシリーズ化が決まっています。お相手は、去年の第1回が代田亜香子さんと、2月2日の第2回が早川書房の編集者・山口晶さん。なるべく1期(3か月)に1度はやりたいと思っています。
 朝日カルチャーの1月期講座については、こちらを見てください。

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 3月に2回完結の公開勉強会の開催を予定しています。これについては、後日くわしく書きます。対象は、これまで越前の翻訳クラスをまったく受けたことのない人、クラス歴が1年以内の人です。

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 全国翻訳ミステリー読書会めぐり、「はじめての海外文学」や「読書探偵作文コンクール」(小学生中高生)などの各種イベントも、同様におこなっていくので、機会があればぜひご参加ください。
「翻訳百景ミニイベント」については、朝日カルチャーの「だから翻訳は面白い」で似たことをやっていくつもりですが、その枠にはいりきらないときにミニイベントを自主的に開催することがあるかもしれません。

2018年12月18日 (火)

INFORMATION 2018-12-18

 フィルムアート社から、『ストーリー』(ロバート・マッキー著)がまもなく刊行されます。この本の原著は1997年にアメリカで出版され、物語創作のバイブルと長く言われつづけてきました。このような名著の新訳に携われてうれしく思います。

 扱われているのはおもに映画の作劇術ですが、テレビ・演劇・小説など、あらゆる媒体に通用する考え方が詳述されています。また、映画好きの人、わかりやすい文章を書きたい人なども、まちがいなく楽しんでいただけると思います。

 昨年翻訳刊行された『ダイアローグ』は、この本の続編であり、順序としては逆になりますが、どちらから読んでも問題ありません。フィルムアート社のウェブマガジン「かみのたね」で、冒頭部分を読むことができます。

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 少し前に、今年の読書探偵作文コンクールの結果が発表されました。今年も個性豊かな作文をたくさん読ませてもらえて、うれしく思います。審査結果、選考委員の講評、受賞作の全文は以下のリンク先で読むことができます。

小学生部門

最終選考結果発表

最終選考会レポート&総評

最優秀賞 全文掲載

優秀賞・ニャーロウ賞 全文掲載

中高生部門

最終選考結果発表

最終選考会レポート&総評

受賞作品全文1

受賞作品全文2

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 東京での「はじめての海外文学スペシャル」は11月4日に大盛況で終了しましたが、1月に大阪でも開催されます。お申し込みはここからお願いします。【12月25日追記 残席わずかです】

第1回 はじめての海外文学スペシャル in 大阪

日時  1月26日(土)17:00~19:00

場所 梅田 蔦屋書店 4thラウンジ

参加費 1,000円(税込)

登壇者:越前敏弥、小竹由美子、芹澤恵、田中亜希子、夏目大、古市真由美、吉澤康子、和爾桃子(敬称略、さらに増える可能性あり)

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 その翌日、1月27日(日)の11時00分から、京都の出町座でほぼ同じ登壇者による「翻訳者、海外文学を語る」というイベントがあります。内容は前日夜とまったく異なるので、こちらもぜひご参加ください。お申し込みはここからお願いします。【12月25日追記 満席となりました】

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 朝日カルチャーセンター1月期の文芸翻訳講座や一般向け講演については、このページにまとまっています。

 2月2日(土)には、早川書房の編集者・山口晶さんとわたしの公開対談が朝日カルチャー新宿教室で予定されています。もちろん、ビル・クリントン&ジェイムズ・パタースン著『大統領失踪』の話もたくさんします。

 だから翻訳は面白い~名訳は売れるのか、出版翻訳の裏話~

2018年12月 5日 (水)

INFORMATION 2018-12-05

 元大統領ビル・クリントンとベストセラー作家ジェイムズ・パタースンの共著『大統領失踪』(早川書房)が本日刊行されます。久野郁子さんとの共訳ですが、唐木田みゆきさんにも同じくらい協力してもらっています。

 今年の夏から秋にかけて、全米のベストセラーランキングで10週近く1位に居続けた作品です。ほんとうにクリントン本人が書いたのか、と尋ねられることがよくありますが、クリントンは在職中から大のミステリー好きとして知られていて、特に今回の共著者であるジェイムズ・パターソンの作品が大好きで、研究してきたそうです。また、大統領経験者でなければぜったいに書けないであろう描写(特に心理描写)も多く見られます。
 全米を危機に陥れるサイバーテロと戦うために、ある事情から大統領がホワイトハウスを離れて頭脳戦を展開するポリティカルスリラーです。変な言い方ですが、予想をはるかに上まわるおもしろさなので、ぜひご一読ください。

 すでにネットにいくつかの書評や紹介記事が載っています。この作品の魅力を的確に伝えているものばかりです。
 




 最後の記事は、早川書房の担当編集者・山口晶さんみずからによるものです。

 来年2月2日(土)には、山口さんとわたしの公開対談が朝日カルチャー新宿教室で予定されています。もちろん、『大統領失踪』の話もたくさんします。

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 12月15日の宮下奈都さんとのトークイベント(福井県国際交流会館)と、その前日、14日の謎屋珈琲店(石川県金沢市)でのミニ講演は、どちらもまだ受付中です。お近くのかたはぜひお越しください。詳細についてはここを見てください。

 朝日カルチャーセンターの1月期文芸翻訳講座については、ここを見てください。

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