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  • 越前敏弥
    文芸翻訳者。 いまのところ、更新は週1、2回程度です。 ご感想・お問い合わせなどは office.hyakkei@gmail.com へお願いします。
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新刊・イベント・講座情報

2017年4月20日 (木)

『世界文学大図鑑』刊行

 三省堂から『世界文学大図鑑』(ジェイムズ・キャントンほか著、沼野充義監修)が刊行されました。

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 古今東西にわたる300以上の作品を、図解などを交えてくわしく解説した大人向けの文学ガイドブックです。

 イギリスで書かれたものの翻訳なので、英語圏の作品が多いのですが、それでも、ほかの文化圏の作品も数多く採りあげられていて、たとえば日本のものだけでも、『源氏物語』『おくのほそ道』『曾根崎心中』『吾輩は猫である』『金閣寺』『ねじまき鳥クロニクル』など、各時代に及ぶ計10作ほどが紹介されています。

 わたし自身、未読どころか、名前も知らなかった世界じゅうの作家の作品も少なからず掲載されていて、訳しながら早く実物を読んでみたい衝動に何度も駆られたものです。

 構成や内容の一部は、三省堂のサイト内の紹介ページ や、今日配信されたPR TIMESの記事で見ることができます。

 多くの人たちに海外の作品に興味を持ってもらうきっかけとして、最適の1冊だと思っています。ぜひ手にとってみてください。ご自身で読むだけでなく、たとえば誕生日や入学祝いのプレゼントなどにしていただければ、訳者としてうれしいかぎりです。

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・あす21日(金)夜7時から、紀伊國屋書店グランフロント大阪店で『世界文学大図鑑』刊行記念トーク&サイン会があります。三省堂の編集者との対談の形でおこないます。近隣のかたはぜひお越しください(無料・要予約)。

・27日(金)の翻訳百景ミニイベントにも、三省堂の同じ編集者をお招きしています。この日は、先週ハーパーコリンズから出たばかりの『おやすみ、リリー』の編集者や、サウザンブックスからクラウドファンディングを使って出版する予定の『外国の本っておもしろい!(仮)』の編集者もお招きして、翻訳出版の現在についてなんでも語ってもらう90分にする予定です。現在、残席わずかとなっているので、参加を希望なさるかたはこのページをご確認のうえ、早めにお申し込みください。

・『世界文学大図鑑』については、そのほか、25日(火)の夜に〈BOOKS青いカバ〉で、書評家の倉本さおりさんと石井千湖さんによる発売記念イベントがあるそうです。ほかにもいくつか企画中で、確定したらこのブログで紹介します。

2017年4月15日 (土)

『おやすみ、リリー』刊行

 スティーヴン・ローリー著『おやすみ、リリー』が刊行されました。

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 内容については、まずはハーパーコリンズ・ジャパンのサイトにある特設ページをご覧ください。

 翻訳者にとっては、すべての訳書が自分の子供のようなもので、どれに対しても大きな愛着がありますが、この作品は何年かに一度の「勝負作」と言いきってよいほどの自信作です。

 版元のハーパーコリンズでも、担当編集者をはじめとして、多くの人たちがこの作品を強く支持し、事前モニターを募集して感想を書いてもらうという企画を立ててくれました。

 それに応えて、70人近くの人がそれぞれの思いを書いてくださいました。どうもありがとうございます。

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 公式サイトには、すべてのコメントが載っています(ずっと下のほうの「かんそう けいじばん」)が、わたしの印象に強く残っているコメントをここでいくつか紹介させてください。

・「ぼく」とリリーが初めて出会ったときのことや、まだタコが張りつく前の元気だった頃のリリーの様子が目の前に現れたかのように躍動感いっぱいに感じられました。

・数年前、老犬との別れを経験したので、テッドの気持ちは痛いほどわかる。テッドは辛い決断をしたけれど、ずっと溢れんばかりの愛情でリリーと一緒のときを過ごし、その気持ちをリリーに伝えていた。「犬はいつだっていい子で、愛情いっぱいで、見返りを求めない。犬は混じりけのない喜びに満ちた存在で、何があってもぜったい、つらい目に遭って当然なんてことはない。特にきみはそうだ。ぼくたちが出会ってからずっと、きみのすること何もかもがぼくの人生を豊かにしてきた」そうわたしも愛犬に伝えたかった。そう言ってもっともっと抱きしめたかった。

・素敵な本をありがとうございました。「僕」からリリーへの壮大なラブレターのように読めました。「リリーのニックネーム一覧」の章は、作者とリリーのこれまでの時間の凝縮された愛が、行間からあふれ出ているようで涙が止まりませんでした。

・犬や猫を飼った事のある人だけに分かる話かと思ったら全くそんな事はなかったです。誰しも覚えのある、何かをなくす痛み、悲しみに直面し、必死に向き合う話だと思います。

・人生は理不尽なこと、つらいことがあって、なかなか思った通りにはいかないけれど、たまにあるかけがえのない出会いが輝きをもたらしてくれる。そう、「生きることこそほんとうの冒険」なんだと思わせてくれる、すがすがしい読後感のある一冊でした。

・おそるおそる読みはじめたのですが、太字で書かれているリリーのことば「ほら! みて! こんなに! すごい! もの! はじめてよ!」を見て、なぜぶつぶつ切れているの? と首をひねり、すぐに、ああ、犬の「ワン! ワン! ワン!」だと気づいたとき、この本を好きになれそうだと思いました。

・ただの「お涙頂戴」ストーリーというわけではなく、ユーモアや、ファンタジーのテイストもふんだんに盛りこまれているところもよかったです。タコが妙に哲学的なのもユーモラス。状況からしてタコに共感はできませんが、とても魅力的なキャラクターでした。

 これはほんの一部で、ほんとうはこの何倍もを紹介したいところです。人によって心を打たれる個所がちがう(もちろん、わたしも含めてです)味わい深い本だと言うことが、これだけを読んでいてもわかると思います。

 まずはぜひこの本を手にとって、テッドとリリーとタコの不思議な物語を味わってください。

 特設サイトの最下段にはスペシャルムービーが2種類あり、作者からのメッセージが聞けます。現実のリリーの動画も観られます。

『おやすみ、リリー』に関するトークイベントが、このあと大阪と東京でおこなわれます。

◎4月22日(土)17時30分から20時まで
 梅田蔦屋書店
 
翻訳ミステリー大賞&読者賞総まとめ&『おやすみ、リリー』発売記念イベント 

『おやすみ、リリー』の話は第2部で、担当編集者とわたしの対談形式です。お申しこみは蔦屋書店のイベント案内ページでお願いします。

 (21日夜の紀伊國屋書店グランフロント大阪店での『世界文学大図鑑』刊行記念トーク&サイン会もまだ少し残席があります)

◎4月27日(木)19時から20時30分まで

 第22回翻訳百景ミニイベント「翻訳出版の現在を語る」 

 『世界文学大図鑑』『おやすみ、リリー』『外国の本っておもしろい!(仮)』のそれぞれの担当編集者にゲストとしてきていただき、さまざまな話をします。

 そのほかに何かありましたら、随時ここで紹介していきます。どうぞよろしくお願いします。

2017年4月11日 (火)

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・4月21日(金)19時から20時30分まで
 紀伊國屋書店グランフロント大阪店
『世界文学大図鑑』刊行記念トーク&サイン会 

・4月22日(土)17時30分から20時まで
 梅田蔦屋書店
翻訳ミステリー大賞&読者賞総まとめ(第1部)&『おやすみ、リリー』発売記念イベント(第2部) 

 どちらもまだ残席があります。関西地区のかたはぜひ両日ともお越しください。 

 両日とも、担当編集者との対談が中心です(22日は第2部)。 

 22日の第1部は、翻訳ミステリー大賞候補5作について、大阪・神戸・京都の翻訳ミステリー読書会メンバーが熱く語る「イチ押し本バトル」がメインで、そのほか、発表されたばかりの大賞・読者賞の受賞者や関係者などとの公開電話対談などもおこなう予定です。 

 22日昼の朝日カルチャーセンター中之島教室の講座は以下のとおりです。受講を希望なさるかたは早めにお申しこみください。 

10:30~12:00 文芸翻訳のツボ(予習不要のオリエンテーションクラス)  

13:00~16:00 英米小説の翻訳(要予習、英文2ページ程度)  

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 27日(木)の翻訳百景ミニイベントは、残席20名程度になりました。お申しこみはお早めにお願いします。 

「翻訳出版の現在を語る」というテーマでおこない、ゲストは以下の4人のかたです。 

樋口真理さん(三省堂、『世界文学大図鑑』担当)
小野寺志穂さん(ハーパーコリンズ・ジャパン、『おやすみ、リリー』担当)
古賀一孝さん(サウザンブックス、翻訳書クラウドファンディング担当)
鹿児島有里さん(フリー編集者、『外国の本っておもしろい!』(仮)担当)
 

 翻訳出版関係者だけでなく、学習者や海外文化に興味のある人など、だれにとっても有意義なお話が聞けると思います。詳細についてはこの記事をご覧ください。 

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 今月はじめに「『外国の本っておもしろい!(仮)』子どもが書いた作文をもとにした、子どものための翻訳書ガイドを作りたい!!」というクラウドファンディングのプロジェクトがスタートしました。これまで長く開催してきた読書探偵作文コンクールの優秀作品集を再構成し、事務局の翻訳者などの文章や座談会記録などを大幅に加筆した、おそらく過去に例のない海外児童書ガイドブックです。 

 すでに多くのかたがご支援くださっていますが、まだまだプロジェクト成立へは遠い道のりです。未来の本好き読者を育てるための独特の試みに、どうかご支援くださいますようお願いします。 

 以前もこの記事に書いたとおり、いちばんのお薦めは記念イベントつき(5,400円)とパーティーつき(10,800円)です。どちらも開催は7月30日(日)です。 

 イベントの時間の半分以上は、英語も含めた4、5か国語について、児童書の朗読(原語と日本語の両方)地域の文化や言語などの簡単な紹介民族音楽の演奏など、子どもも大人も楽しめる催しになる予定です。現在、翻訳者数名も含む出演者への交渉を進めているところで、決まりましたらお知らせします。 

 夜のパーティーでは、読書探偵作文コンクールの事務局メンバーの翻訳者のほか、ゲストとして金原瑞人さんにもご登壇いただき、座談会または講演の時間を30分程度設ける予定です。 

 プロジェクト成立のための目標金額に到達しない場合には、この本を出版することができません。どうぞご支援をよろしくお願いいたします。

2017年3月27日 (月)

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 4月におこなう一般向け講演・トークイベントの日程は以下のとおりです。

 すべて、どなたでも参加できます。

 内容やお申しこみ方法については、リンク先のサイトをご覧ください。

 

・4月1日(土)10時から11時30分 

 NHK文化センター青山教室 

翻訳の世界への招待~『翻訳百景』こぼれ話

 

・4月8日(土)13時30分から15時 

 朝日カルチャーセンター横浜教室 

翻訳百景 英語と日本語のはざまで

 

・4月21日(金)19時から20時30分まで 

 紀伊國屋書店グランフロント大阪店 

『世界文学大図鑑』刊行記念トーク&サイン会 

 

・4月22日(土)17時30分から20時まで 

 梅田蔦屋書店 

翻訳ミステリー大賞&読者賞総まとめ&『おやすみ、リリー』発売記念イベント 

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 4月27日(木)夜の翻訳百景ミニイベントは、三省堂(『世界文学大図鑑』)、ハーパーコリンズ・ジャパン(『おやすみ、リリー』)、サウザンブックス(『外国の本っておもしろい! ~子どもの作文から生まれた翻訳書ガイドブック』[仮])から編集者のかたをお招きして、翻訳出版の現在についていっしょにお話しします。 

 すでに7割程度のお席が埋まっているので、参加を希望なさるかたはこの記事をご覧のうえ、早めにお申しこみください。 

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 朝日カルチャーセンター4月期の文芸翻訳講座については、新宿教室横浜教室中之島教室それぞれのページで講師名を入れるなどして検索してください。
 月1回の「英米小説の翻訳」、2回完結のオリエンテーションクラス「文芸翻訳のツボ」があります。「英米小説の翻訳」に参加する人は、予習教材があるので、早めに申しこんでください。
 

 クラス内容の詳細についてはこの記事を見てください。

2017年3月21日 (火)

4月の大阪連続トークイベント

 4月下旬に、大阪駅付近で2日連続でトークイベントをおこないます。会場も内容もまったく別です。 

 まず4月21日(金)の19時から20時30分まで、いつもの紀伊國屋グランフロント大阪店で、『世界文学大図鑑』の刊行記念トーク&サイン会があります。 

 聞き手は、20日ごろ刊行される予定の『世界文学大図鑑』(ジェイムズ・キャントン編、三省堂)の担当編集者・樋口真理さん。この「大図鑑」シリーズなど、海外の原著を翻訳した事典を刊行する際の特殊事情などをいろいろうかがえると思います。翻訳出版の現場をさまざまな角度からご存じのかたなので、おもしろい対談になるでしょう。もちろん、『世界文学大図鑑』の中身についても話もたっぷりします。 

 参加費は無料ですが、要予約で、整理券を発行します。参加を希望なさるかたは、紀伊國屋グランフロント大阪のサイトをご覧のうえ、店頭または電話でお申しこみください。

 

 翌22日(土)の17時30分から20時までは、梅田の蔦屋書店で「翻訳ミステリー大賞・読者賞まとめ&『おやすみ、リリー』発売記念イベント」と題した2本立てイベントをおこないます。 

 当日は東京で翻訳ミステリー大賞翻訳ミステリー読者賞が発表されますが、わたしは同日に朝日カルチャーセンター中之島教室で講座があるため、今年もそちらには参加しません。その代わりと言ってはなんですが、両賞が発表された直後に、大阪で関連イベントを開催することになりました。それが第1部です。 

 当日のくわしい進行はまだ決めていませんが、大賞候補作5作を支持する関西翻訳ミステリー読書会(大阪・神戸・京都)メンバー有志に、それぞれの作品の魅力をバトル形式で語り合ってもらうことになります(わたしは司会進行)。また、うまくいけば、授賞式直後の東京に電話をかけて、大賞や読者賞の関係者や受賞翻訳者・編集者などと公開で話をすることもしたいと考えています。 

 第2部は4月15日ごろ刊行予定の『おやすみ、リリー』(スティーヴン・ローリー著、ハーパーコリンズ・ジャパン)について、担当編集者の小野寺志穂さんと対談形式で進めます。翻訳刊行までの裏話やこの作品の魅力についてだけでなく、おもしろい作品を連発しているハーパーコリンズ社の翻訳出版全体に関してもお話しする予定です。 

  『おやすみ、リリー』の特設サイトはこちら。サンプル版のモニターにたくさんのかたが応募してくださり、すでに何人かの感想が掲載されています。 

 サイトに記載はありませんが、こちらでも終了後にサイン会をおこないます。 

「翻訳ミステリー大賞まとめ&『おやすみ、リリー』発売記念イベント」は参加費が1,000円(税込み)となります。告知ページをご覧のうえ、梅田蔦屋書店の店頭またはオンラインでお申しこみください。

 

 なお、4月27日(木)の第22回翻訳百景ミニイベントでは、上記の両編集者とともに、4月にクラウドファンディングがスタートする『外国の本っておもしろい! ~子どもの作文から生まれた翻訳書ガイドブック~』(仮題、予告ページはここ)の担当編集者をもお招きし、翻訳出版の現在について多角的に語っていただきます。 

 詳細はこちら。現時点で3分の2ぐらいのお席が埋まっているので、参加を希望なさるかたは早めにお申しこみください。

2017年3月13日 (月)

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 5月21日に講演に出向く予定の福岡の図書館からの依頼で、最近ツイッターで話題になっている #翻訳者POP をまとめて11枚書いたので、画像を並べます。アップロードの容量制限があるため、4枚以外はツイートへのリンクです。そのままプリントアウトして端をそろえるか、文面を転記するなど、どんな形でもかまいませんから、書店や図書館などでご自由にお使いください。 

 自分で書いてみてわかりましたが、これは短いことば、短い時間で本を薦める訓練になりますね。今後の翻訳のクラスや読書会などで採り入れてみてはどうかと検討中です。

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『天使と悪魔』『ダ・ヴィンチ・コード』『ロスト・シンボル』『インフェルノ』 

『ローマ帽子の秘密』『エジプト十字架の秘密』『中途の家』 

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 4月27日の第22回翻訳百景ミニイベントは、現時点で半分弱のお席が埋まっています。翻訳出版の現在について、三省堂、ハーパーコリンズ・ジャパン、サウザンブックスなどの4人の編集者のみなさんからお話をうかがいます。同業者や学習者の人はもちろん、翻訳出版や海外文化について少しでも興味のあるかたはぜひお越しください。 

 内容や申込み方法の詳細についてはこの記事を見てください。 

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 NHK文化センター青山教室で、4月1日(土)の午前に一般講演「翻訳の世界への招待~『翻訳百景』こぼれ話」があります。翻訳や語学の勉強の経験がまったくない人も気軽にお越しください。 

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 朝日カルチャーセンター4月期の文芸翻訳講座と一般向け講演については、新宿教室横浜教室中之島教室それぞれのページで講師名を入れるなどして検索してください。
 月1回の「英米小説の翻訳」、2回完結のオリエンテーションクラス「文芸翻訳のツボ」、一般向け講演「翻訳百景 英語と日本語のはざまで」の3種類があります(4月期の「翻訳百景」は新宿、横浜のみ)。
 

 クラス内容の詳細についてはこの記事を見てください。

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 現在、翻訳ミステリー読者賞の投票を受付中で、今年の締め切りは3月15日です。2016年1月から12月に刊行された翻訳ミステリーで、ご自分がベストと思う1作品を投票してください。メールまたはツイッターでの投票ができます。

 要項をお読みになったうえで、メールの場合は該当の宛先へ送ってください。ツイッターの場合はハッシュタグ #読者賞2017 をつけてツイートしてください。

 なるべく作品名、作者名、翻訳者名、出版社名を並べて書いてもらえるとありがたいです。

 翻訳ミステリー読者賞は、全国翻訳ミステリー読書会のメンバーが中心となって運営している賞で、初心者も含めただれでも投票できます。翻訳出版の世界を活気づけていくために、ぜひご協力ください。

2017年3月 6日 (月)

第22回翻訳百景ミニイベントのご案内

 第22回翻訳百景ミニイベントを以下の内容で開催します。いまから受付を開始します。

 今回は、4月に出るわたしの新刊訳書2冊と、まもなくクラウドファンディングがはじまる『読書探偵作文コンクール優秀作品集』(仮題)の担当編集者をお招きし、翻訳出版の現在についてさまざまな角度から話していただきます。

日時: 2017年4月27日(木) 19時から20時30分
会場: 東京ウィメンズプラザ(表参道駅から徒歩7分、渋谷駅から徒歩12分)
参加費: 500円

定員:90名(満席になりしだい締め切らせていただきます) 

ゲスト:

樋口真理さん(三省堂、『世界文学大図鑑』担当)

小野寺志穂さん(ハーパーコリンズ・ジャパン、『おやすみ、リリー』担当)

古賀一孝さん(サウザンブックス、翻訳書クラウドファンディング担当)

鹿児島有里さん(フリー編集者、『読書探偵作文コンクール優秀作品集』担当)

 辞書や事典などを多く扱う版元、海外に本社がある版元、クラウドファンディングの版元という、きわめてバラエティに富んだ3つの出版社のそれぞれの事情を同時に聞ける機会はなかなかないと思います。

 構成としては、3社それぞれについて、わたしとの対談の形で話をうかがったあと、全員そろってのQ&Aの時間をたくさんとるつもりです。わたし自身も聞きたい話がたくさんあり、とても楽しみにしています。

 お申しこみのメールは office.hyakkei@gmail.com 宛にお願いします。メールのタイトルは、「第22回イベント申し込み」「4月27日申し込み」など、わかりやすいものにしてください。その際、氏名(ハンドルのみは不可)と、当日連絡のつきやすい電話番号または携帯メールアドレスをかならず書いてください(PCと同じアドレスの場合は「PCと同じ」などとひとこと入れてもらえるとありがたいです)。

 各編集者のかたへの質問も募集しています。お申しこみのメールに書き添えてもらえれば、当日の進行の参考にさせていただきます。ただし、時間の制約がありますので、すべての質問にはお答えできない可能性があることをご了承ください。

2017年3月 1日 (水)

朝日カルチャーセンター4月期の翻訳講座

 朝日カルチャーセンター2017年4月期の翻訳講座の申しこみ受付がはじまりました。今期から、東京・新宿教室と大阪・中之島教室に加えて、横浜教室も開講します 

 今期から一部の講座の内容・時間帯が変更されたので、継続受講の人も注意してください 

 新宿教室についてはこのページ、横浜教室についてはこのページ、中之島教室についてはこのページで、フリーワード検索に講師名を入れてもらえれば、4月期の全講座が表示されます。  

 3教室とも、「文芸翻訳のツボ」と「英米小説の翻訳」の2つのクラスが毎期開講し、そのほか、一般向け講演の「翻訳百景・英語と日本語のはざまで」がおこなわれる場合があります(4月期は新宿・横浜のみ)。  

「文芸翻訳のツボ」は今期から2回完結のオリエンテーションクラスとなり、小説を中心とする文芸翻訳を手がけるにあたって留意すべきことをざっと学びます。 予習教材はまったくありません。教材は当日配り、その場でいっしょに考えていきます。空きさえあれば、直前の申しこみでもだいじょうぶです。越前の講座をはじめて受講する人はなるべく受けてください(「英米小説の翻訳」との同時受講も可)。新宿・横浜では1期につき2回、大阪では2期にわたって1回ずつ開講します。 

「英米小説の翻訳」は、新宿と横浜は1時間半(または1時間20分)×3回、大阪は3時間×1回の形でおこないます(大阪は扱う英文の長さが約3分の2です)。原則として、長短編小説の一部をていねいに訳し、全員の訳文を全員に配布して細かく検討していきます。4月期は、『ダ・ヴィンチ・コード』のパロディ本 The Da Vinci Cod を扱います(数年前にも扱いましたが、今回はそれとは別の個所です)。 新宿は火曜午前・水曜夜・土曜午後の3クラス、横浜と中之島は土曜午後の1クラスです 

「英米小説の翻訳」は、大阪では、英文の訳読のほかに、毎回指定した本(おもに翻訳書または周辺書)を読んできて簡単に感想を言ってもらう時間を少しとります。課題書はこのブログの右側に載せてあり、4月期は『文芸翻訳入門』(藤井光ほか著、フィルムアート社)です。現時点ではまだ刊行されていなくて、3月下旬に入手できます。
 東京・横浜では、講座内では感想を言ってもらう時間をとらず、同じ課題書を使って、別枠で非公開・自主参加の読書会をおこないます。これについては各講座の1回目に説明します。 
 

 両クラスとも、『翻訳百景』『日本人なら必ず悪訳する英文』が必修テキストです(当日持参する必要はありません)。どちらもなるべく受講前に熟読してきてください。 

 一般講演「翻訳百景 英語と日本語のはざまで」は、翻訳の仕事にまつわるエピソードなどを英文の実例とともに紹介していくもので、毎回内容が異なります。語学の知識が少し必要ですが、どなたでも参加できます(予習不要)。

 

◎「文芸翻訳のツボ」の日程とお申しこみページは以下のとおりです。 

新宿(4月1日&5月6日、15時15分から16時45分) 

横浜(5月13日&5月27日、13時30分から15時) 

中之島(4月22日、10時30分から12時)

 

◎「英米小説の翻訳」の日程とお申しこみページは以下のとおりです(中之島は時間帯が変わりました)。 

新宿火曜午前(4月4日&5月2日&6月6日、10時から11時30分) 

新宿水曜夜(4月12日&5月10日&6月14日、19時40分から21時) 

新宿土曜午後(4月1日&5月6日&6月3日、12時30分から14時) 

横浜(5月13日&5月27日&6月10日、15時15分から16時45分) 

中之島(4月22日、13時から16時)

 

◎一般講演「翻訳百景 英語と日本語のはざまで」のお申しこみページは以下のとおりです(今回は新宿・横浜のみで、中之島で1月期におこなったものとほぼ同内容です)。 

新宿(6月3日、15時30分から17時) 

横浜(4月8日、13時30分から15時)

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2017年2月24日 (金)

「おやすみ、リリー」特設サイト&読者モニター募集

【2月28日追記】『おやすみ、リリー』の読者モニター募集は、3月3日(金)正午に締め切ります。予想をはるかに上まわる反響があったため、定員を50名から100名に増員しました(抽選制)。

 4月15日刊行予定『おやすみ、リリー』(スティーヴン・ローリー著)の特設サイトがハーパーコリンズ・ジャパンのオフィシャルサイト内にオープンし、読者モニターの募集がはじまりました。特設サイトはここです。

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 原題は Lily and the Octopus。心やさしいゲイの青年テッドと、天真爛漫なダックスフントのリリー、そして謎のタコの三者を主人公とした楽しくも哀しい物語です。リリーもタコもごくふつうに会話をする、不思議な味わいの作品で、動物を飼っている(いた)人はもちろん、性別や年齢やライフスタイルに関係なく、多くの人たちの共感を呼べる作品です。 

 この作品の全文を収録したサンプル版ができあがり、事前に読んでいただく読者のかた50名を募集しています。応募はツイッターとメールのどちらでもかまいません。詳細については特設サイト内の案内をご覧ください。 

 上の書影の右にある文は、訳者あとがきの冒頭部分です。このような作品、自分にとって記念すべき作品を訳す機会が久々に訪れ、日本の皆さんに広く紹介できることをうれしく思っています。読者モニターとして、いち早くこの作品を手にとってくださることをお薦めします。

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2017年2月20日 (月)

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 あす発売される《通訳・翻訳ジャーナル》2017年春号に「小説を訳そう 越前敏弥の文芸翻訳ドリル」第4回が掲載されています。今回はダン・ブラウン『天使と悪魔』から。

  「文芸翻訳ドリル」は、これまでは10行程度の英文の生徒訳と講師訳を比較して解説する形でしたが、次号でリニューアルし、おもに小説で見られる誤訳・悪訳や、逆にすぐれた名訳の例などを思いつくままにいくつか紹介していきます。引きつづき、どうぞよろしくお願いします。

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 NHK文化センター青山教室で、4月1日(土)の午前中に、一般講演「翻訳の世界への招待~『翻訳百景』こぼれ話」をおこないます。去年の夏に京都教室で開催したものと似た内容です。翻訳や語学の勉強の経験がまったくない人も、どうぞ気軽にお越しください。

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 朝日カルチャーセンターの4月期の講座受付がすでにはじまっています。今期から横浜でも開講します。それぞれの公式サイト(新宿中之島横浜)の「講座を探す」に講師名を入れて検索してください。

 内容の詳細については、後日このブログに書きます。

 なお、朝日カルチャーセンターとNHK文化センターでの講演・講座の内容は重複しないので、よかったら両方にご参加ください。

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 DOTPLACEの連載〈出版翻訳あれこれ、これから〉(全10回)が先日完結しました。まとめて読みたいかたは、この記事を見てください。

より以前の記事一覧