新刊・イベント・講座情報

2017年7月12日 (水)

INFORMATION 2017-07-12

 来週末の大阪・神戸での講座やトークイベントなどの情報をまとめて書きます。関西方面のかたはぜひお越しください。

22日(土)13:00~16:00
英米小説の翻訳(朝日カルチャーセンター中之島教室)
 新宿・横浜の7月期クラスと同内容ですが、時間が短いので扱う量は3分の2です。課題は『ダ・ヴィンチ・コード』のパロディ本 The Da Vinci Cod。どんな内容なのかは、最近書いたふたつの記事(その1その2)を参考にしてください。ばかばかしくも楽しい作品で、文芸翻訳のトレーニングにはうってつけの教材です。
 原書3ページ程度の予習課題があるので、参加を希望されるかたは早めに申しこんでください。今回は参加者がまだあまり多くないので、かなりお得だと思います。

22日(土)10:30~12:00
文芸翻訳のツボ(朝日カルチャーセンター中之島教室)
 文芸翻訳、おもに小説の翻訳のポイントを、いくつかの実例を紹介しつつお話ししていくオリエンテーションクラスです。予習は不要で、その場で英文をお渡ししていっしょに考えていく形で進めます。
 そのあとの「英米小説の翻訳」と合わせて受講してもかまいません(というより、お勧めします)。

22日(土)16:30~18:00
魅惑の『世界文学大図鑑』 (朝日カルチャーセンター中之島教室)
 一般向けのトークイベントで、どなたでも参加できます。
 4月に出た『世界文学大図鑑』(三省堂)を手がかりとして、本の紹介をしつつ、いくつかの作品についてクイズなどを交えてお話しし、海外文学の魅力を知っていただこうというものです。
 会場では『世界文学大図鑑』の販売やサイン会をおこないます。

21日(金)18:30~20:00ごろ
『新訳 メアリと魔女の花』翻訳秘話(紀伊國屋書店グランフロント大阪店)
 先週末に映画が公開された「メアリと魔女の花」の原作を翻訳した経験をもとに、小説と映画の魅力や共訳作業の進め方などをくわしくお話しします。
 会場では『メアリと魔女の花』だけでなく、『思い出のマーニー』などの過去の訳書や関連書も同時に販売します。サイン会もおこないます。

23日(日)13:30~15:00(時間帯は多少変更の可能性あり)
「メアリと魔女の花」原作翻訳者トークショー(OSシネマズ神戸ハーバーランド ロビーイベントスペース)
 映画館のロビーでのトークははじめての経験です。21日の紀伊國屋でのトークとはほとんど別内容です。
 こちらでも書籍の販売やサイン会があります。

 なお、『新訳 メアリと魔女の花』は、これまで角川文庫版と角川つばさ文庫版の2種類が出ていましたが、このほか、14日に図版入りの単行本が発売されます。訳文そのものはほとんど同じです(つばさ文庫版は総ルビ入り)。

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 プロジェクト『外国の本っておもしろい!』の支援者のみなさまへの感謝のメッセージがここに載っています。読書探偵作文コンクールの選考委員と事務局メンバーひとりひとりによるものです。

 その読書探偵作文コンクールは、今年も募集がはじまっています。今年から中高生部門が復活しました。
 未来の読者を育てるための試みにどうぞご協力をお願いします。

小学生部門(最終選考委員:越前敏弥、ないとうふみこ、宮坂宏美)

中高生部門(最終選考委員:金原瑞人、田中亜希子)

2017年7月 3日 (月)

INFORMATION 2017-07-03

 クラウドファンディングのプロジェクト『外国の本っておもしろい!』は、おかげさまで6月末に募集を終了しました。支援や告知などをしてくださった皆さん、ありがとうございます。翻訳児童書ガイド&読書探偵作文コンクール優秀作品集『外国の本っておもしろい』は、現在制作の仕上げの段階で、遅くとも8月までにはどなたでも購入できます。その節はどうぞまたよろしくお願いします。

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 この夏のトークイベント、読書会、単発講座などの予定を順に並べます。ご興味のあるものにご参加ください(同内容のもの、別内容のものにご注意ください)。

7月8日(土)10:00~11:30
 翻訳百景 魅惑の『世界文学大図鑑』(朝日カルチャー横浜)

7月15日(土)15:00~17:00
 はじめての読書会(外苑前 Glocal Cafe) ※残席わずか

7月21日(金)18:30~20:00ごろ
 『新訳 メアリと魔女の花』翻訳秘話(紀伊國屋グランフロント大阪)

7月22日(土)16:30~18:00
 魅惑の『世界文学大図鑑』  翻訳百景 英語と日本語のはざまで 特別篇(朝日カルチャー中之島) ※8日の横浜とほぼ同内容

7月23日(日)13:30~15:00(時間帯は多少変更の可能性あり)
 「メアリと魔女の花」原作翻訳者トークショー(OSシネマズ神戸ハーバーランド ロビーイベントスペース) ※21日の大阪とは別内容

7月29日(土)13:00~14:30
 「メアリと魔女の花」翻訳秘話(朝日カルチャー新宿) ※21日の大阪とほぼ同内容

8月5日(土)&9月2日(土)10:00~11:30
 ベストセラー翻訳入門 ダン・ブラウンを読む(NHK文化センター青山) ※途中受講可、8月は『ダ・ヴィンチ・コード』、9月は『インフェルノ』

8月27日(日)午後(14:30~16:30)
 福島読書会(二本松市民交流センター) ※課題書はエラリー・クイーン『Yの悲劇』。ドルリー・レーン四部作を読了していることが参加条件。【7月下旬正式告知予定】

9月2日(土)15:30~17:00
 翻訳百景特別編 訳者が語る「世界文学大図鑑」の魅力(朝日カルチャー新宿) ※7月の横浜・新宿とは別内容

このほか、8月下旬にもうひとつ、はじめての場所でのトークイベント(対談)がある予定です。

2017年6月23日 (金)

INFORMATION 2017-06-23

 集英社文庫から『鏡の迷宮』(E・O・キロヴィッツ著)が刊行されました。

 三十年近いキャリアを持つルーマニアのベストセラー作家が、はじめて英語で書いた作品です。

 四人の人間の語りから構成され、だれの記憶が正しいのか、だれが嘘をついているのかがわからず、読者をまさに迷宮へ誘いこんでいく作品です。ジュリアン・バーンズの『終わりの感覚』やアラン・レネの〈去年マリエンバートで〉、黒澤明の〈羅生門〉(または芥川龍之介の「藪の中」)といった作品に似たところのある奇妙な味わいのミステリーです。

 長さも文庫で300ページ余りと手ごろなので、ぜひご一読ください。
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 朝日カルチャーセンター新宿・横浜・中之島各教室の7月期文芸翻訳講座がまもなく開講します。特に、月1回の「英米小説の翻訳」に参加を希望なさるかたは、予習教材(1回につき原書1ページ程度)があるので、早めに申し込んでください。

 各教室でおこなわれている講座を一覧したい場合は、新宿はこのページ、横浜はこのページ、中之島はこのページへ行って、講師名を入れてもらえれば、まとめて見ることができます。

 全体のくわしい内容については、このブログの記事を見てください。
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 プロジェクト『外国の本っておもしろい!』は、おかげさまですでに目標額を達成して刊行が決まりましたが、今月末までご支援を受けつけています。今後この本を広く売っていくため、読書探偵作文コンクールをつづけていくために、資金は多いに越したことはないというのが本音です。

 7月30日の記念イベントやパーティーは、6月末を過ぎると、仮に同額を払うと申し出てくださっても参加できません(支援者限定の催しなので)。特別プレゼントの小学生向け新訳「ぬすまれた手紙」についても同様です。どうぞご注意ください。

 すでにご支援くださっている方が、金額を追加するなどして、イベントやパーティーのコースに変更することは可能です。変更を希望なさる場合はサウザンブックスにお問い合わせください。

 7月30日の記念イベントは、アフリカの民族音楽の実演、フィンランドとのスカイプ中継、英語・中国語・ポルトガル語の絵本の朗読(原語&日本語)など、大人も子供も楽しめる盛りだくさんの内容です(出演者からのメッセージはここ)。まだまだ空きがあるので、いまからでもぜひお申しこみください。

2017年6月19日 (月)

INFORMATION 2017-06-19

 先週末に『新訳 メアリと魔女の花』(メアリー・スチュアート著)が刊行されました。中田有紀さんとの共訳です。角川文庫版、角川つばさ文庫版の2種類が出ていて、訳文はほぼ同じですが、つばさ文庫版は総ルビでイラスト入りです。

 このほか、映画公開後に単行本版が出る予定です。

 映画公開は7月8日。〈借りぐらしのアリエッティ〉〈思い出のマーニー〉と、イギリス人作家の作品をみごとにアニメ化してきた米林宏昌監督の最新作です。

 今回の新訳にあたって、トークイベント「『メアリと魔女の花』翻訳秘話」を2か所で予定しています(ほぼ同内容です)。

・7月21日(金) 18時30分から20時ごろ

 紀伊國屋書店グランフロント大阪店

・7月29日(土) 13時から14時30分

 朝日カルチャーセンター新宿教室

 このほか、関西地区で7月中にもう1回、別内容のイベントをおこなう可能性もあります。 

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 2年前からおこなわれている書店フェア「はじめての海外文学」の活動の一環として、このたび〈はじめての読書会〉を7月15日に開催することになりました。

 詳細については、新たにできた公式サイトをご覧ください。会場の Glocal Cafe のサイトにも案内が載っています。

 当日は二部形式になっていて、前半は課題書『1ドルの価値/賢者の贈り物』の訳者・芹澤恵さんをはじめ、6人のパネラーがこの本について語り合います。芹澤さんとわたしのほか、〈BOOKS 青いカバ〉店主の小国貴司さん、光文社古典新訳文庫編集者の小都一郎さん、翻訳者の相良倫子さんと田内志文さんです。

 後半は全員参加の通常の読書会になりますが、参加者の皆さんは、議論に参加しても、聞き役に徹しても、どちらでもかまいません。
 読書会未経験のかたもどうぞ気軽にご参加ください。
 定員は25名で、現時点で半分のお席が埋まっています。
「はじめての海外文学」のサイトでは、ほかの海外文学関連のイベントやフェアなども可能なかぎり紹介していく予定です。

2017年6月15日 (木)

INFORMATION 2017-06-15

 昨日、クラウドファンディングのプロジェクト『外国の本っておもしろい!』が無事成立しました。ご支援くださった皆さん、告知にご協力くださった皆さん、ありがとうございました。

外国の本っておもしろい!』(読書探偵作文コンクールの最優秀作品の文集+翻訳児童書ガイド)は、このあと一気に制作を進めて、支援者のかた(書籍をお申し込みのかた)には7月下旬ごろにお届けできると思います。一般向けの販売は8月以降になる予定です。

 プロジェクトでは、6月末日まで引きつづきご支援を受け付けています。

 7月30日に開催される記念イベントやパーティーは、それぞれのコースを6月末までにお申しこみになった方だけが参加できます(両方へのお申しこみもできます)。

 また、特別プレゼントである新訳「ぬすまれた手紙」も、6月末までにどれかのコースで支援してくださった方だけにお届けし、今後ほかの場所で販売や頒布をする予定はありません。

 7月1日以降に、新たにイベントやパーティーに申し込みたい、あるいは「ぬすまれた手紙」を入手したいとお申し出くださっても、ご希望には副いかねますので、どうぞご了承ください

 引きつづき、プロジェクト『外国の本っておもしろい!』へのご支援をよろしくお願いいたします。

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 7月・8月・9月の第1土曜の午前に、NHK文化センター青山教室で「ベストセラー翻訳入門 ダン・ブラウンを読む」を開講します。
 予習はそれぞれの回に『天使と悪魔』(7月)、『ダ・ヴィンチ・コード』(8月)、『インフェルノ』(9月)の訳書を読んでくることだけです。
 当日は各作品についての裏話などを話したあと、それぞれの作品の原文と訳例を対照しつつ、翻訳のしかたをみなさんといっしょに考えていきます。
 通常の翻訳のクラスよりずっと負担が少ないクラスなので、多少とも語学や翻訳に興味のある人、ダン・ブラウンの作品が好きな人などは、この機会にぜひご参加ください。
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 朝日カルチャーセンターの7月期には、通常の一般講演「翻訳百景」のかわりに、4月に出た『世界文学大図鑑』(三省堂)に関するトークイベントをおこないます。
 講演名は微妙にちがいますが、7月の横浜と中之島はほぼ同内容です。新宿はそれとは別内容で、三省堂の編集者との対談形式です。
翻訳百景 魅惑の『世界文学大図鑑』(横浜、7月8日、10時から11時30分)
翻訳百景特別編 訳者が語る「世界文学大図鑑」の魅力(新宿、9月2日、15時30分から17時」)
 

2017年6月 5日 (月)

朝日カルチャーセンター7月期の文芸翻訳講座

 朝日カルチャーセンターでの2017年7月期の文芸翻訳講座の受付がはじまりました。今期も、新宿教室・横浜教室・中之島教室の3か所で開講します。
 新宿教室についてはこのページ、横浜教室についてはこのページ、中之島教室についてはこのページで、フリーワード検索に講師名を入れてもらえれば、7月期の全講座が表示されます。
 
 3教室とも、「文芸翻訳のツボ」と「英米小説の翻訳」のふたつのクラスが毎期あり、そのほか、たいがい一般向け講演がおこなわれます。7月期は3教室とも『世界文学大図鑑』を題材とした講演があり、横浜(7月8日)と中之島(7月22日)が同内容、新宿(9月2日)は別内容です。そのほか、新宿教室で『メアリと魔女の花』に関する講演があります。
 
「文芸翻訳のツボ」は2回完結のオリエンテーションクラスで、小説を中心とする文芸翻訳を手がけるにあたって留意すべきことをざっと学びます。 予習教材はまったくありません。教材は当日配り、その場でいっしょに考えていきます。空きさえあれば、直前の申しこみでもだいじょうぶです。越前の講座をはじめて受講する人はなるべく受けてください(「英米小説の翻訳」との同時受講も可)。新宿・横浜では1期につきまとめて2回、大阪では2期にわたって1回ずつ開講します。

「英米小説の翻訳」は、新宿と横浜は1時間半×3回、大阪は3時間×1回の形でおこないます(大阪は扱う英文の長さが約3分の2です)。原則として、長短編小説の一部をていねいに訳し、全員の訳文を全員に配布して細かく検討していきます。7月期は前期につづいて、『ダ・ヴィンチ・コード』のパロディ本 The Da Vinci Cod を扱います。 新宿は火曜午前・土曜午後の2クラス(今期から水曜夜のクラスがなくなります)、横浜と中之島は土曜午後の1クラスです。

「英米小説の翻訳」は、大阪では、英文の訳読のほかに、毎回指定した本(おもに翻訳書または周辺書)を読んできて簡単に感想を言ってもらう時間を少しとります。課題書はこのブログの右側に載せてあり、7月期は『コードネーム・ヴェリティ』(エリザベス・ウェイン著、吉澤康子訳、創元推理文庫)です。

 東京・横浜では、講座内では感想を言ってもらう時間をとらず、同じ課題書を使って、別枠で非公開・自主参加の読書会をおこないます。これについては各講座の1回目に説明します。
 
 両クラスとも、『翻訳百景』『日本人なら必ず悪訳する英文』が必修テキストです。当日持参する必要はありませんが、どちらもなるべく受講前に熟読してきてください。

 一般講演は、翻訳の仕事にまつわるエピソードなどを英文の実例とともに紹介していくもので、毎回内容が異なります。語学の知識が少し必要ですが、どなたでも参加できます(予習不要)。

 今期は、3教室とも、通常の「翻訳百景 英語と日本語のはざまで」のかわりに、4月刊の『世界文学大図鑑』を題材とした講演があります。
 そのほか、新宿教室のみ、6月刊の『メアリと魔女の花』(7月に映画公開予定)を題材とした特別講演があります。
 
◎「文芸翻訳のツボ」の日程とお申しこみページは以下のとおりです。
新宿(7月1日&8月5日、15時15分から16時45分)
横浜(7月84日&8月26日、13時30分から15時)
中之島(7月22日、10時30分から12時)
 
◎「英米小説の翻訳」の日程とお申しこみページは以下のとおりです。
新宿火曜午前(7月4日&8月1日&9月5日、10時から11時30分)
新宿土曜午後(7月1日&8月5日&9月2日、12時30分から14時)
横浜(7月8日&8月26日&9月9日、15時15分から16時45分)
中之島(7月22日、13時から16時)
 
◎一般講演のお申しこみページは以下のとおりです(『世界文学大図鑑』に関する講演は、横浜と中之島が同内容、新宿はそれとは別内容で、三省堂の編集者との対談形式です)。

翻訳百景 魅惑の『世界文学大図鑑』(横浜、7月8日、10時から11時30分)


映画公開記念 「メアリと魔女の花」翻訳秘話(新宿、7月29日、13時から14時30分)

翻訳百景特別編 訳者が語る「世界文学大図鑑」の魅力(新宿、9月2日、15時30分から17時」)

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2017年5月28日 (日)

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 6月17日(土)の弘前翻訳ミステリー読書会に参加してきます。課題書はエラリー・クイーンの中期の傑作『中途の家』。〈国名シリーズ プラスワン〉の最後の作品でもあります。受付は6月2日(金)までなので、参加を希望なさるかたは早めにお申しこみください。

 翌18日(日)には、弘前市立図書館で午前10時から一般向けの講演会をおこないます。内容は、先日北九州市の八幡図書館で話したこととほぼ同じで、講演自体は約1時間半で、その後は質疑応答とサイン会にあててあります。予習不要で、どなたでも参加できるので、お近くのかたはぜひお越しください。
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 朝日カルチャーセンター新宿教室で、6月3日(土)に一般講演「翻訳百景 英語と日本語のはざまで」があります。ほかの一般講演に比べて、語学の知識がやや必要ですが、予習は不要なので気軽にご参加ください。直前まで予約を受けつけます(4月に横浜でおこなったものとほぼ同内容です)。
 新宿教室横浜教室中之島教室とも、すでに7月期の受付がはじまっています。各講座のサイトでお申しこみください。講座・講演の内容については、来週このブログにくわしく書きます。
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 7月・8月・9月の第1土曜の午前に、NHK文化センター青山教室で「ベストセラー翻訳入門 ダン・ブラウンを読む」を開講します。予習はそれぞれの回に『天使と悪魔』(7月)、『ダ・ヴィンチ・コード』(8月)、『インフェルノ』(9月)の訳書を読んでくることだけです。当日は各作品についての裏話などを話したあと、それぞれの作品の原文と訳例を対照しつつ、翻訳のしかたをみなさんといっしょに考えていきます。
 通常の翻訳のクラスよりずっと負担が少ないクラスなので、多少とも語学や翻訳に興味のある人、ダン・ブラウンの作品が好きな人などは、この機会にぜひご参加ください。
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 プロジェクト『外国の本っておもしろい!』は、6月末締め切りでお申し込みを受け付けています。目玉企画のひとつである7月30日のイベントについて、前回の記事にくわしく書きました。出演者の方々からのメッセージをまだお読みでない人はぜひご覧ください。

2017年5月24日 (水)

INFORMATION 2017-05-24

 クラウドファンディングのプロジェクト「『外国の本っておもしろい!(仮)』」では、引きつづきご支援をお願いしています。まだ目標額の半分に達していないので、どうぞよろしくお願いします。

 今回の最大の目玉企画である7月30日(日)午後の記念イベントについて、内容がかなり決まってきました。世界各国の文化を子供にもわかりやすく紹介するイベントです。もちろん、大人も楽しめます。
 きのう活動報告ページに詳細が載りましたが、ここにも転載します。ご出演くださる予定の木下眞穂さん、坂本久恵さん、古市真由美さん、天野健太郎さんからのメッセージです。

・木下眞穂さん(ポルトガル語翻訳者)
ポルトガル語翻訳者の木下眞穂です。日本が初めて出会った西洋の国がポルトガル。それまでの「外国」とはちがって驚きの連続だったと思います! その出会いの歴史にまつわることなどを、1冊の絵本を手がかりにして、楽しくお話したいと思います。南蛮菓子のプレゼントも準備中です。

・坂本久恵さん(編集者)
絵本など数多くの翻訳書の編集を手がけてきました、坂本久恵です。小学生のころからいろいろな楽器を演奏し、いまは西アフリカのドラムや音楽を楽しんでいます。ところで、「アフリカ」って1つの国じゃないんですよ!
そこにはどんな言葉や物語があるのでしょう。言葉と音楽とダンス、そして1つではない国アフリカをたっぷり味わいに来てください。 

・古市真由美さん(フィンランド文学翻訳者)
古市真由美です。7月といえば北欧フィンランドは夏の盛り。美しい夏の風景や人々の暮らし、そしてこの国では2つのまったく違う言語が使われていることなどを、写真や絵本を使って ご紹介します。現地直送のサプライズがあるかも?
 
・天野健太郎さん(中国語翻訳、通訳者)
台湾の本を日本語で紹介・翻訳しています、聞文堂の天野健太郎です。
テレビなどでよく話題になっている台湾の絵本『星空』を紹介します。
我々と同じような悩みを抱えた少年と少女が、日本とは少し違った風景のなか旅に出ます。
鮮やかな絵をきっかけにぜひ、隣の国の人びとが見たもの、感じたことを知って、その発見をなんでもいいのでどんどん書いていただければと思います。

 このほか、読書探偵作文コンクール事務局メンバーなどによる英語圏の絵本の読み聞かせも予定しています。

 このイベントはプロジェクト支援者限定でおこなわれるものであり、締め切り後の参加申し込みはできません。どうぞご理解のほど、よろしくお願いします参加を希望なさるかたはプロジェクトのページで「80名限定! 書籍+出版プロジェクトにご招待」を選んでください。

 また、このプロジェクトでは、ご支援くださったみなさんへのさまざまな特典を用意していますが、先日、支援者のかた限定の特別プレゼントをお贈りすることが決まりました。どんなものであるかは来週あたりにお知らせします。
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 先日発売された《通訳・翻訳ジャーナル》2017年夏号に、「越前敏弥の文芸翻訳ドリル」(第5回)が掲載されています。
 今回から少し形式を変え、学習者によく見られる誤訳や悪訳、あるいは高度な技巧を駆使した名訳などを、ドリル形式で5問程度、ランダムに紹介していきます。
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 朝日カルチャーセンターの7月期の文芸翻訳講座の受付が、新宿教室横浜教室中之島教室のすべてではじまっています。受講を希望なさるかたは、各教室のサイトで検索してみてください。講師名で検索すると、7月期の全講座が一覧表示されます。
 内容についての詳細は後日このブログに書きます。

2017年5月12日 (金)

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 クラウドファンディングのプロジェクト「『外国の本っておもしろい!(仮)』子どもが書いた作文をもとにした、子どものための翻訳書ガイドを作りたい!!」の公募期間がまもなく後半にはいります。

 スタート時の記事にも書いたとおり、これはやまねこ翻訳クラブの有志とわたしが中心になってつづけている読書探偵作文コンクールの過去の最優秀作品賞受賞作の文集と、翻訳児童書の簡単なジャンル別ガイドを合体させたユニークな本です。

 このコンクールは、子供たちに特に海外の作品を少しでも読んでもらうためのきっかけを作りたくてはじめたもので、参加費無料の形でずっとつづけてきました。今回の文集刊行は、それをさらに多くの人たちに知ってもらうための一大企画です。
 現時点でまだ支援総額は半分以下で、プロジェクトが成立するかどうか、ぎりぎりのところで進んでいます。リターン(支援者の皆様への優待企画)の目玉である出版記念イベントと出版記念パーティーの詳細について、先日活動報告で発表しました。どうぞ引きつづきご支援をよろしくお願いいたします。
【5月13日追記 今年の読書探偵作文コンクールの受付が始まりました。応募要項はここにあります】
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 わたしも参加する今月20日(土)の福岡読書会(課題書『生か、死か』)は残席わずかとなっています。【5月13日追記 満席となりました】
 翌21日(日)には、北九州市立八幡図書館で、一般向け講演会翻訳ワークショップをおこなうことになっています。どちらも無料・予習不要で、一方だけでも大歓迎です。
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 朝日カルチャーセンター新宿教室で、6月3日(日)に一般向け講演「翻訳百景 英語と日本語のはざまで」があります。過去に新宿でおこなったものとは別内容です(4月に横浜でおこなった「翻訳百景」とほぼ同内容)。こちらも予習不要なので、朝日カルチャーのクラス生以外のかたも気軽にお越しください。

2017年5月 8日 (月)

『おやすみ、リリー』への反応

 5月6日発売の《ダ・ヴィンチ》6月号に、『おやすみ、リリー』の紹介記事とわたしのロングインタビューが載っています。よかったらご覧ください。

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 刊行されて数週間が経ち、読了した人たちの書評や感想がネットでもいくつか見られるようになりました。きょうは印象に残ったものをいくつか紹介します。

 特に、いちばん上の書評は、自分でも言いきれなかったこと、書ききれなかったことがすべて的確にまとめられていて、すばらしい感想だと思いました。




読書『おやすみ、リリー』 (海の古書店 4月22日)

『おやすみ、リリー』 (今日もこむらがえり - 本と映画とお楽しみの記録 3月16日)



 ここに載せていないものもたくさん読ませていただいています。みなさん、どうもありがとうございました。
 ハーパーコリンズ・ジャパンのサイトにある特設ページにも感想掲示板があり、モニターのかたがたの感想や、発売後に読んでくださった人たちのコメントが載っています(「一足先に読んだ方々からの声」の上の赤いところにある「かんそう けいじばん」)。このあと読了なさった人もぜひ書きこんでください。

より以前の記事一覧