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2016年9月 6日 (火)

朝日カルチャーセンター10月期の翻訳講座

 朝日カルチャーセンター東京・新宿教室と大阪・中之島教室の2016年10月期の翻訳講座の申しこみ受付がはじまりました。  

 東京・新宿教室についてはこのページ、大阪・中之島教室についてはこのページで、フリーワード検索に「越前 敏弥」(あいだにスペースが必要)と入れてもらえれば、10月期の全講座が表示されます。  

 新宿教室も中之島教室も、「文芸翻訳のツボ」と「英米小説の翻訳」の2つのクラスがあります。今期も新宿教室の「英米小説の翻訳」は火曜朝、水曜夜、土曜午後の3クラスがあります(ほぼ同内容)。  

 また、今期は両教室とも、一般向け特別講演「小説と映画で『インフェルノ』を二度楽しむ」をおこないます(お申しこみページは東京がここ、大阪がここ)。どなたでも参加できます。  

「文芸翻訳のツボ」は1回きりのオリエンテーションクラスで、小説を中心とする文芸翻訳を手がけるにあたって留意すべきことをざっと学びます(1回しか受講できません)。 予習教材はまったくありません。教材は当日配り、その場でいっしょに考えていきます。空きさえあれば、直前の申しこみでもだいじょうぶです。東京では毎期、大阪では2期に1回程度開講します。 

「英米小説の翻訳」は、東京は1時間半(または1時間20分)×3回、大阪は3時間×1回の形でおこないます(大阪は扱う英文の長さが約3分の2です)。原則として、長短編小説の一部をていねいに訳し、全員の訳文を全員に配布して細かく検討していきます。10月期は、7月期と同じく、新人作家 Steven Rowley の Lily and the Octopus という作品を扱います。ふだんクラスでよく扱うミステリーではなく、ジャンルとしてはマジックリアリズムに属する楽しく哀しいエンタテインメント作品です(主人公はゲイの男性と犬とタコ)。  

「英米小説の翻訳」は、大阪では、英文の訳読のほかに、毎回指定した本(おもに翻訳書)を読んできて簡単に感想を言ってもらう時間を少しとります。課題書はこのブログの右側に載せてあります。10月期は今年の日本翻訳大賞を受賞した『素晴らしきソリボ』(パトリック・シャモワゾー著、関口涼子&パトリック・オノレ訳、河出書房新社)です。
 東京では、講座内では感想を言ってもらう時間をとらず、同じ課題書を使って、別枠で非公開・自主参加の読書会をおこないます。これについては、講座の1回目に説明します。
 

 越前の講座をはじめて受ける人は、できればまず「文芸翻訳のツボ」を受講してください。ただし、回数が少ないので、可能なら両方を同時に受講することをお勧めします。 

 両クラスとも、『翻訳百景』『日本人なら必ず悪訳する英文』とPDFファイル〈文芸翻訳入門〉が必修教材になっています(当日持参する必要はありません)。〈文芸翻訳入門〉はこの記事からダウンロードできます。どれもなるべく受講前に熟読してきてください。  

 東京・新宿教室は、10月29日(土)の10時から11時30分まで、「文芸翻訳のツボ」があります(お申しこみはここ)。 

 大阪・中之島教室は、10月22日(土)の12時30分から14時まで、「文芸翻訳のツボ」があります(お申しこみはここ)。 

 新宿教室の「英米小説の翻訳」は、火曜午前クラス(10時から11時30分)、水曜夜クラス(19時40分から21時)、土曜午後クラス(12時30分から14時)の3つがあり、どれかひとつを受講してください。水曜夜だけ10分短いのですが、内容はほぼ同じです。火曜午前が10月4日、11月1日、12月6日の3回(お申しこみはここ)、水曜夜が10月12日、11月9日、12月14日の3回(お申しこみはここ)、土曜午後が10月29日、11月5日、12月3日の3回(お申しこみはここ)です。  

 中之島教室の「英米小説の翻訳」は、10月22日(土)の14時30分から17時30分までの3時間です(お申しこみはここ)。  

 そして、今期は東京・大阪とも、一般向け講演「小説と映画で『インフェルノ』を二度楽しむ」をおこないます。東京が11月5日(土)の15時30分から17時まで(お申しこみはここ)、大阪が10月22日(土)の18時から19時30分まで(お申しこみはここ)です。小説を読んだ人も読んでいない人も、映画を観た人も見ていない人も、どなたでも楽しめる内容なので、どうぞお誘い合わせのうえお越しください(映画〈インフェルノ〉の公開は10月28日です)。 

 さらに、今回の大阪での講座日の前夜、10月21日(金)の夜18時30分から20時30分まで、紀伊國屋グランフロント大阪店主催の「もっと海外文学を! 〈BOOKMARK〉について語ろう!」というトークイベントがあり、金原瑞人さん、三辺律子さんといっしょにお話しします。内容は第15回翻訳百景ミニイベントに近いものですが、今回は第4号または第5号までの話をまとめてします。9月16日の午前10時に紀伊國屋グランフロント大阪店で受付を開始します(店内カウンターまたは電話で受付)。こちらにもぜひご参加ください。

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