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  • 越前敏弥
    文芸翻訳者。 いまのところ、更新は週1、2回程度です。 ご感想・お問い合わせなどは office.hyakkei@gmail.com へお願いします。
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2016年7月 4日 (月)

INFORMATION 2016-07-04

 去る6月30日、翻訳者の横山啓明さんが逝去されました。横山さんは翻訳ミステリー大賞シンジケートの事務局メンバーであり、読書探偵作文コンクールの創設時に手伝ってくださったひとりでもあります。わたしとほぼ同時期に翻訳の仕事をはじめ、ミステリーやノンフィクションなど、幅広いジャンルで長く活躍なさいました。数年前から癌で闘病なさっていましたが、お会いするときはいつもそんなことをまったく感じさせず、つねに明るく穏和なかたでした。謹んでお悔やみを申しあげます。 

 ちょうどわたしの訳書『飛蝗の農場』が出たのとほぼ同時期に、ジョン・コラピント『著書略歴』が出て、好評だったのをよく覚えています。横山さんのお名前を最初に知ったのはそのときでした。そのジョン・コラピントの久しぶりの訳書『無実』が最近出たばかりで、こちらも非常に評判がいいようですが、残念ながらこれが横山さんの遺作のひとつとなっていしましいました。横山さんのことを思い出しながら、わたしも近々読むつもりです。

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 少し前に《BOOKMARK》第4号が完成し、すでに全国の書店などで無料配布されています。今回は『えっ、英語圏の本が1冊もない!?』というタイトルのとおり、非英語圏の本ばかりが紹介されています。配布店・関連フェア店のリストや、書店で見つからない場合の入手方法はこのページに書いてあります。第1号から第3号のPDFデータもダウンロードできます。 

 翻訳百景のイベントでは、第4号については配布の予定はありません。10月15日に予定している「ファンタジーを徹底的に語ろう!」第2弾では、その時期に完成しているであろう第5号(予告タイトル「過去の物語が未来を語る」)を配布できると思います。

Fullsizerender

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 毎年恒例の読書探偵作文コンクールの受付が7月1日にはじまりました。詳細については後日あらためて書くつもりですが、内容は例年と同じく、小学生対象で、翻訳書を読んで自由な形式で作文を書くコンクールです。応募要項に関してはこのページをご覧ください。 

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 DOTPLACEの連載「出版翻訳あれこれ、これから」(全10回予定)をまだお読みになっていないかたは、下のリンクからどうぞ。毎月15日に更新され、7月15日の第3回は「翻訳出版の企画を立てるには」になりそうです。 

 第1回「翻訳小説のおもしろさを伝えるために 

 第2回「翻訳書が出るまで 

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 震災のためにしばらく中断していた翻訳ミステリー熊本読書会が8月27日(土)に復活開催されることになりました。課題書はエラリー・クイーンの『中途の家』(角川文庫)。わたしも参加します。この日は、去年の東京・大阪でのトークイベント「エラリー・クイーン翻訳秘話」の短縮版(1時間程度)も同時におこなうことになっています。 

 翻訳ミステリー大賞シンジケートでの告知記事掲載は7月8日(土)ですが、すでに専用告知サイトはできているので、お申しこみは可能です。近隣のかたはこの機会にぜひお越しください。

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