「久米書店」で放送された内容の補足
5月8日のBS日テレ「久米書店」を見てくださった皆さん、ありがとうございました。番組サイト内での、『翻訳百景』の回のページはこちらです。
久米宏さんも壇蜜さんも、驚くほどていねいに『翻訳百景』を読みこんできてくださいました(番組をご覧になったかたはお気づきになったでしょうが、それぞれの本に付箋がたくさんついていました)。自分としては、まだまだ言い足りないこともありましたが、ともあれ、これを機に翻訳書の読者や読書会参加者が少しでも増えてくれたらうれしいです。
番組内で言及した内容に関するリンクなどをいくつか紹介します。特に、はじめてこのブログにいらっしゃったかたは、ぜひリンク先へ行ってみてください。
・全国翻訳ミステリー読書会について
番組では越前が「主催」していると紹介されましたが、正確にはそうではなく、わたしは「後援」している組織のとりまとめ役のひとりです。主催しているのは全国各地にある読書会の世話人の皆さんです。
『翻訳百景』の第4章にも書いたとおり、翻訳ミステリー大賞シンジケートが後援する翻訳ミステリー読書会が、現在全国に20か所以上でおこなわれています(マップ参照)。
番組で紹介された多摩南読書会はそのひとつで、3月に開催された第5回の様子が放送されました。突然押しかけたにもかかわらず、取材に応じてくださった皆さん、ありがとうございました。せっかく話をしてくださったのに、オンエアされなかった皆さん、ごめんなさい。
読書会の告知は、だいたい開催の1か月ぐらい前に翻訳ミステリー大賞シンジケートのサイトでおこなわれるので、興味のあるかたは定期的にチェックしてください。過去の読書会の告知記事やレポートなどはここにまとまっています(読書会カレンダーはここ)。
・読書探偵作文コンクールについて
番組内で壇蜜さんが紹介してくださった読書探偵作文コンクールの公式サイトはこちらです。詳細については『翻訳百景』の第4章をご覧ください(趣旨の説明だけでなく、入選作品2作も掲載しています)。今年度も7月ごろに募集を開始する予定です。
・「ことばの魔術師 翻訳家・東江一紀の世界」について
番組内でわたしが最後に話した東江一紀さんの追悼イベントや書店フェアについては、この記事にまとめてあります。書店などで配布した冊子のデータをどなたでもダウンロードできます。これを機に、東江さんの訳書を読んでくれる人が増えることを祈っています。
ほかのイベントや講演、新刊案内等については、このブログの少し前の記事をご覧になっていただくとわかります。つぎの更新時にもくわしくお知らせします。
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