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  • 越前敏弥
    文芸翻訳者。 いまのところ、更新は週1、2回程度です。 ご感想・お問い合わせなどは office.hyakkei@gmail.com へお願いします。
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2016年5月22日 (日)

第17回イベント報告

 きのう5月21日の夜、金原瑞人さん、酒寄進一さん、三辺律子さんをお招きしての第17回翻訳百景ミニイベントがおこなわれました。過去最高の165名が参加し、大ホールの1階がほぼ満席になりました。お越しくださった皆さん、告知に協力してくださったみなさん、ありがとうございました。お三方の教えていらっしゃる大学の学生さんもずいぶん来てくれたようで、感謝しています。よかったら、ぜひまた別の機会に来てください。 

 今回は「ファンタジーを徹底的に語ろう!」という副題のもとに、金原さんが『ハリー・ポッター』以前、三辺さんが『ハリー・ポッター』以後、酒寄さんがおもにドイツのファンタジーの歴史を語るという趣向でおこないました。それぞれ、持ち時間がわずか20分という短さでしたが、該博な知識と巧みな話術でみごとにまとめて話してくださり、今回もまた充実した1時間半となりました。参加者のかたからのアンケート回答をいくつか紹介します。

・とても面白かったです! 内容はもちろん、それぞれの訳者さんのかけ合いが楽しく、あきませんでした! 英米児童文学のことは何となく知っていても、ドイツのことはほとんど知らなかったので、きけてよかったです。ファンタジー・児童文学はすばらしいですね。

・みなさんのお話がとても興味深かったです。ファンタジーというと、明るく楽しくキラキラしたディズニーランドみたいな印象がありましたが、今日の金原先生のお話を聞いて、最近作られたものだと知りました。三辺先生の最近はイケメンが出てくるファンタジーが多いという話もおもしろかったです。酒寄先生も思っていたより気さくで、工作までしていただいて楽しいお話でした。

・酒寄さんの"メビウスの輪"の話をお聞きして、さらにファンタジーや小説を読んでいきたいと思いました。わたしたちの住んでいる世界も異世界と考えると、よりおもしろくファンタジーを読むことができると思いました。翻訳作業に関しては、"裏をとる"ことの大変さを知りました。

・翻訳者なのになぜこんなに話が面白いのか。酒寄さんが特に面白かったです。

・こんなに面白いお話を、普段は各大学の学生だけが聞いているなんて、うらやましい限りです!!

 一方、時間が短すぎて、このつづきをぜひ聞きたいとお書きになっていた人もおおぜいいらっしゃいました。お三方ともご多忙なので、すぐにはむずかしいと思いますが、第2弾の開催を検討したいと考えています。しばらく時間をください。 

 このイベントに先立っておこなわれた青山ブックセンター本店のトークイベントも満席の大盛況だったようです。両方参加なさった皆さん、お疲れさまでした。《BOOKMARK》の公式サイトはここ。いまは第3号「まだファンタジー? ううん、もっとファンタジー」が一部書店・図書館などに置かれています。第4号「えっ、英語圏の本が1冊もない!?」では英語圏以外の作品を採りあげる予定だそうです。 

 今後も翻訳百景ではさまざまな形で《BOOKMARK》の活動を支援していくつもりです。どうぞお楽しみに。

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 つぎの第18回翻訳百景ミニイベントは、6月30日(木)の19時から20時30分まで、同じ東京ウィメンズプラザの別の会議室で開催します。ゲストとして、校閲専門会社・鴎来堂の代表であり、神楽坂かもめブックスの店主でもある柳下恭平さんをお招きし、翻訳書を中心とした校閲・校正の現在と未来について語ってもらいます。ジャンルを問わず、翻訳や出版やことば全般に興味のある人は必聴です。

 イベントの詳細については近日中に書きますが、受付はきょう開始します。お申しこみのメールは office.hyakkei@gmail.com 宛にお願いします。その際、氏名(本名またはペンネーム。ハンドルのみは不可)と、当日連絡のつきやすい電話番号または携帯メールアドレス(PCと同じアドレスの場合はその旨)をかならず書いてください。

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