《BOOKMARK》第3号完成&第17回翻訳百景ミニイベントのお知らせ
翻訳家の金原瑞人さんと三辺律子さん、イラストレーターのオザワミカさんが作る大人気の無料冊子《BOOKMARK》の第3号が完成し、書店などでの配布がはじまりました(個人配布の受付開始は3月22日)。今号のテーマは「まだファンタジー? ううん、もっとファンタジー」。
金原さんと三辺さんは、今年1月の第15回ミニイベントにゲストとしてお越しくださいましたが、翌日に金原さんから、こんどはファンタジーをテーマとしてやりたいというお申し出があったので、《BOOKMARK》第3号の発行に合わせて、第17回ミニイベントとして開催することになりました。本日からお申しこみの受付を正式に開始します(満席になりましたら締め切らせていただきます)。
日時: 2016年5月21日(土) 19時から20時30分
会場: 東京ウィメンズプラザ(表参道駅から徒歩7分、渋谷駅から徒歩12分)
参加費: 1,000円
ゲスト: 酒寄進一さん、三辺律子さん、金原瑞人さん
今回は金原さんと三辺さんのほかに、ドイツ文学者で翻訳家でもある酒寄進一さんをお招きして、お三方による単独トークとクロストークを交えた形でおこないます(越前は司会進行)。だいたいの内容は以下のとおりです。
・【20分程度】 金原――英米のファンタジーについて(おもに『水の子』から『ハリー・ポッター』まで)
・【20分程度】 三辺――英米のファンタジーについて(おもに『ハリー・ポッター』以後)
・【20分程度】 酒寄――ドイツなどのファンタジーについて
・【30分程度】 お三方によるクロストーク
【ゲスト紹介】(敬称略)
酒寄 進一(さかより しんいち)
1958年茨城県生まれ。和光大学教授・ドイツ文学翻訳家。
主な訳書にシーラッハ『犯罪』『罪悪』『コリー二事件』『禁忌』
近刊予定の翻訳にポツナンスキ『古城ゲーム』セシェ『囀る魚』
三辺律子(さんべ りつこ)
英米文学翻訳家。白百合女子大学、フェリス女学院大学講師。
主な訳書に『龍のすむ家』シリーズ(クリス・ダレーシー)、『モ
共著に『12歳からの読書案内 海外作品』『子どもの本 ハンドブック』ほか。
金原瑞人(かねはら みずひと)
1954年岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。
訳書は児童書、ヤングアダルト小説、一般書、ノンフィクションなど、450点以上。訳書に『豚の死なない日』『青空のむこう』『国のない男』『不思議を売る男』『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』『月と六ペンス』『さよならを待つふたりのために』など。
エッセイに『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』『翻訳のさじかげん』『サリンジャーにマティーニを教わった』など。
日本の古典の翻案に『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』『怪談牡丹灯籠』『
お申しこみのメールは office.hyakkei@gmail.com 宛にお願いします。その際、氏名(本名またはペンネーム。ハンドルのみは不可)と、当日連絡のつきやすい電話番号または携帯メールアドレス(PCと同じアドレスの場合はその旨)をかならず書いてください。
酒寄さん・三辺さん・金原さん(何名でも可)への質問も募集しています。なるべく今回のテーマに合ったものをお願いします。お申しこみのメールに書き添えてもらえれば、当日の進行の参考にさせていただきます。ただし、今回は時間の制約が大きいこともあり、おそらくすべての質問にはお答えできないことをご了承ください。
今回は第15回のときと比べて少し小さめの部屋しか確保できなかったため、短期間で満席になる可能性もあります。参加を希望なさるかたはどうぞお早めにお申しこみください。 【3月17日 お申しこみ多数のため、大ホールを借りることになりました。お席の余裕はじゅうぶんあります】
以下の案内チラシは、どなたでもご自由にダウンロードしてお使いください。【3月18日 定員増に対応したチラシに変更しました】
« INFORMATION 2016-03-08 | トップページ | 第4回翻訳ミステリー読者賞について »
「新刊・イベント・講座情報」カテゴリの記事
- 朝日カルチャーセンター7月期の文芸翻訳講座(2020.06.02)
- 『名著から学ぶ創作入門』刊行(2020.05.26)
- INFORMATION 2020-04-07(2020.04.07)
- INFORMATION 2020-04-07(2020.04.07)
- 朝日カルチャーセンター4月期の文芸翻訳講座(2020.02.22)