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  • 越前敏弥
    文芸翻訳者。 いまのところ、更新は週1、2回程度です。 ご感想・お問い合わせなどは office.hyakkei@gmail.com へお願いします。
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2016年1月

2016年1月27日 (水)

『翻訳百景』のもくじ&大阪トークイベントのお知らせ

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【2月23日追記 25日の東京トークイベント、26日の大阪トークイベントは、ともに満席となりました。東京はキャンセル待ち、大阪は立見観覧が可能です】

2月17日追記 25日の東京トークイベント、26日の大阪トークイベントは残席わずかです。参加を希望なさるかたは早めにお申しこみください。】

 2月25日の第16回翻訳百景ミニイベントは、『翻訳百景』(角川新書)と『インフェルノ』文庫版(角川文庫)の刊行を記念し、(株)KADOKAWA文芸・ノンフィクション局局長の郡司聡さんをお招きしての対談形式でおこないます。参加費は今回のみ無料。現在、すでに40名のかたがお申しこみになっていますが、まだお席の余裕はあります。参加をご希望のかたは、この記事をご確認のうえお申しこみください。

 そして、その翌日、2月26日には、紀伊國屋書店グランフロント大阪店でもトークイベントを開催します。こちらはおそらく角川新書の編集者が聞き手になって進める形になりますが、内容は前日の東京のものとほぼ同じです。詳細については、この告知記事をご覧のうえ、紀伊國屋書店グランフロント大阪店へ直接お申しこみください(トークイベントは無料ですが、整理券が必要になります)。

『翻訳百景』(2月10日刊行)のもくじは以下のとおりです。

第1章 翻訳の現場

 ・文芸翻訳の仕事

 ・すぐれた編集者とは

 ・翻訳書のタイトル

 ・翻訳の匙加減

第2章 『ダ・ヴィンチ・コード』『インフェルノ』翻訳秘話

 ・『天使と悪魔』と『ダ・ヴィンチ・コード』

 ・『デセプション・ポイント』と『パズル・パレス』、映画二作ほか

 ・『ロスト・シンボル』と『インフェルノ』

 ・ドン・ブライン『ダ・ヴィンチ・コッド』翻訳秘話

第3章 翻訳者への道

 ・わたしの修業時代

 ・なんのために学ぶのか

第4章 翻訳書の愉しみ

 ・全国翻訳ミステリー読書会

 ・読書探偵作文コンクール

 ・「紙ばさみ」って何?

 ・『思い出のマーニー』翻訳秘話

 ・ことばの魔術師 翻訳家・東江一紀の世界 

2016年1月19日 (火)

第16回ミニイベントのお知らせ

【2月23日追記 25日の東京トークイベント、26日の大阪トークイベントは、ともに満席となりました。東京はキャンセル待ち、大阪は立見観覧が可能です】

【2月17日追記 25日の東京トークイベント、26日の大阪トークイベントは残席わずかです。参加を希望なさるかたは早めにお申しこみください。】

 第15回のレポートでもお知らせしたとおり、2月に第16回のミニイベントを開催します。今回は、わたしの著書『翻訳百景』(角川新書)が2月10日に刊行されるのを記念して、無料でトークイベントをおこないます。イベント当日は、『インフェルノ』(ダン・ブラウン著)文庫版の発売日にあたります。

日時:  2016年2月25日(木) 19時から20時30分 

会場:  東京ウィメンズプラザ(表参道駅から徒歩7分、渋谷駅から徒歩12分) 

参加費: 無料(今回のみ)

      事前予約が必要です。定員に達ししだい締め切らせていただきます。

ゲスト: 郡司聡さん((株)KADOKAWA 文芸・ノンフィクション局局長)  

 聞き手兼ゲストの郡司聡さんは、長く角川書店で編集者として翻訳書担当の総責任者をおつとめになった人で、ダン・ブラウンと直接会った数少ない日本人のひとりでもあります。 

  トークでは、『翻訳百景』の内容を足がかりにして、翻訳者と出版社の両方の立場から翻訳書作りの舞台裏を紹介し、翻訳出版の未来についてもいっしょにお話しできたらと考えています。 

 お申しこみのメールは office.hyakkei@gmail.com 宛にお願いします。タイトルは「2月25日ミニイベント申込み」など、わかりやすい形にしてください。その際、氏名(ハンドルのみは不可)と、当日連絡のつきやすい電話番号または携帯メールアドレス(PCと同じアドレスの場合はその旨)をかならず書いてください。  

 また、質問も募集しています。お申しこみのメールに書き添えてもらえれば、当日の進行の参考にさせていただきます(すべての質問にはお答えできないかもしれないことをご承ください)。

 なお、翌26日(金)には、紀伊國屋書店グランフロント大阪店でトークイベントがあります。こちらについては、来週あたりお知らせします。

『翻訳百景』の内容は以下のとおりです。

 第1章 翻訳の現場

 第2章 『ダ・ヴィンチ・コード』『インフェルノ』翻訳秘話

 第3章 翻訳者への道

 第4章 翻訳書の愉しみ 

2016年1月15日 (金)

第15回イベント報告

 きのう15日の夜、金原瑞人さんと三辺律子さんをお招きしての第15回翻訳百景ミニイベントがおこなわれました。半数以上が新規参加者で、10代・20代の人の姿もかなり見られ(最年少は小学校5年生)、これまでではじめて、100名を大きく超える数のかたが来てくださいました。お越しくださった皆さん、告知に協力してくださったみなさん、ありがとうございました。

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 今回はおふたりとイラストレーターのオザワミカさんが昨年9月にはじめられた無料小冊子《BOOKMARK》についての話を中心にうかがいました。「もっと海外文学を! 翻訳物はおもしろい!」というかけ声のもと、選ばれたそれぞれの本の訳者が魅力を語っていくというスタイルにわたし自身が大きく共感したからでもあります。 

 昨夜は《BOOKMARK》刊行のいきさつを手がかりに、話は翻訳作業や翻訳出版をめぐるさまざまな内容に及び、充実した1時間半となりました。参加者のかたからのアンケート回答をいくつか紹介します。

・初めて、翻訳者の方たちのお話を実際に拝聴できたことを嬉しく思いました。トークも面白く、ラジオの公開イベントに参加しているような感覚でした。時代に影響された流行のことばの訳し方についても、なるほどと思いながら聞いておりました。興味深い話題でした。

・翻訳の先にある海外文学世界――文化(未知)へのあこがれの気持ちがよみがえってきました。ありがとうございました。

・翻訳者のかたの話を聞く機会はないので、大変楽しかったです。また、フリーペーパーができるまでの話が聞けて、それも良かったです。今回のイベントがきっかけでゲストのかたの本を読む(翻訳者で本を選ぶ)楽しみも増えて、ほんとうに申しこんで良かったと思うイベントでした。

・面白いものをすすめるというシンプルな動機に、一番大切なことを忘れていたと気づかされた気がします。私も子供にすすめる本のことで悩んでいたので参考になりました。

 お招きしたおふたりはYA(ヤングアダルト)作品や児童書をおもに手がけていらっしゃり、わたしはミステリーの仕事が中心で、ジャンルのちがいはありますが、今後も協力できるところはぜひ協力して、海外作品の魅力を広く伝えていきたいとあらためて感じたしだいです。 

《BOOKMARK》の公式サイトはここ。いまは第2号「本に感動、映画に感激」が一部書店・図書館などに置かれています。第3号は「まだファンタジー? ううん、もっとファンタジー」、第4号は英語圏以外の作品を中心に採りあげる予定で、第6号まで構想が決まりつつあるということです。 

《BOOKMARK》に関する金原さんと三辺さんのトークは、2月20日(土)に銀座の教文館でもおこなわれるそうです(案内はここ)。昨夜の話を聞きそびれた人や、話のつづきを聞きたい人はそちらへぜひお出かけください。 

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 つぎの第16回翻訳百景ミニイベントは、2月25日(木)の夜に同じ表参道の東京ウィメンズプラザで開催します。この日は(株)KADOKAWA文芸・ノンフィクション局局長の郡司聡さんとわたしの対談形式で、2月10日刊行の拙著『翻訳百景』と25日刊行の『インフェルノ』文庫版の話を中心に進めていきます。来週前半にあらためてくわしい告知文を載せますが、お申しこみはすでに受けつけているので、参加を希望なさるかたはいつもの要領でご連絡ください。

2016年1月 4日 (月)

2016年の予定など

 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。 

 2016年の翻訳の仕事やイベントなどの予定を簡単に書きます。

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 まず、2月10日に角川新書から著書『翻訳百景』(仮題)が出ます。これまでこのブログや雑誌や他サイトなどに書いた文章をベースにしたもので、翻訳の仕事の現場や読書会・読書探偵コンクール・各種イベントなどについて、各種図版をたくさん使って紹介します。編集者の手がはいったゲラ(校正刷り)や共訳者とのやりとりのメモなど、なかなか見られない資料の実物をそのまま載せます。

 つづいて、2月25日にダン・ブラウン『インフェルノ』の文庫版が出ます。角川文庫から、上・中・下の3分冊で発売される予定です。

 上のふたつの刊行を記念して、2月25日に東京(表参道・東京ウィメンズプラザ)、翌26日に大阪(紀伊國屋グランフロント大阪店)でトークイベントをおこないます(どちらも19時から)。東京イベントの詳細は今月中旬、大阪イベントの詳細はおそらく来月はじめごろにお知らせできると思います。

 ほかの訳書では、スティーヴ・ハミルトンの新シリーズ第1弾『ニック・メイソンの第二の人生』(仮題)が、おそらく今年の前半のどこかで刊行されます。

 また、昨年の英国推理作家協会(CWA)の最優秀長編小説賞(ゴールド・ダガー)を受賞した Life or Death が、秋ごろに刊行される予定です。作者のマイケル・ロボサムは、デビュー作『容疑者』(上下、集英社文庫)以来久しぶりに邦訳が出ることになります。

 そのほかについては、現時点では未定です。10月に映画〈インフェルノ〉(ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演)が公開されるため、それに合わせて何かあるかもしれません。

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 今年も翻訳百景のミニイベントを何回か開催します。すでにお知らせしたとおり、今年の最初(第15回、1月14日)は、ゲストに金原瑞人さんと三辺律子さんをお迎えして、無料冊子《BOOKMARK》やヤングアダルト(YA)文学全般などについて、あれこれ話していただきます。すでに当初の定員(120名)を大きく超えるお申しこみをいただいていますが、あと10席ぐらいはご用意できるので、いまからでもお気軽にご連絡ください。おふたりへの質問もぜひお送りください。

 第16回は、上にも書いたとおり、2月25日(木)の夜に、『翻訳百景』と文庫版『インフェルノ』の刊行記念トークをおこないます。詳細は15回の終了後にお知らせします。

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 朝日カルチャーセンター(東京・新宿教室と大阪・中之島教室)の1月期翻訳講座の日程と内容については、こちらの記事を見てください。新規で参加するかたは、なるべく「文芸翻訳のツボ」(東京大阪)から受講してください。

 一般向け講演「翻訳百景・英語と日本語のはざまで」は、東京・大阪とも、つぎは7月期に開催する予定です。 

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 今年もまた読書探偵作文コンクールを開催します。未来の読者を育てていく試みに賛同してくださるかたは、ぜひお知り合いの小学生にこのコンクールのことを教えてあげてください。参加者は年々増えていて、今年は200人を超える応募があることを期待しています。

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 そして、今年もできるだけ多くの全国翻訳ミステリー読書会をまわりたいと考えています。最初は1月22日(金)の京都読書会(課題書『九尾の猫』)です。

 翻訳ミステリー大賞シンジケート後援の読書会としては、新たに1月23日(土)に沖縄読書会が、そして5月ごろに弘前読書会がスタートします。ご自分の住む地域でも新たに開催したいと考えていらっしゃるかたは、ぜひご一報ください。

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