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  • 越前敏弥
    文芸翻訳者。 いまのところ、更新は週1、2回程度です。 ご感想・お問い合わせなどは office.hyakkei@gmail.com へお願いします。
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2015年11月20日 (金)

読書探偵作文コンクール、結果発表と優秀作全文掲載

 小学生対象の第6回読書探偵作文コンクールの結果が発表されたことは先日お知らせしましたが、きょう、今年の優秀作の全文が公開されました。下記のリンクをご覧ください。 

 最優秀賞作品全文掲載(3人)

 優秀賞・ニャーロウ賞作文全文掲載(5人) 

 最優秀賞は、3冊の本をとりあげての比較論考、正攻法の感想文、そして感想+スピンオフ創作という、バラエティ豊かなラインアップとなりました。何よりまず、読んでみてください。あまりのレベルの高さに驚くはずです。 

 優秀賞・ニャーロウ賞もまた、あと一歩で最優秀賞に選ばれたにちがいないものばかりです。甲乙つけがたいすぐれた作品が並び、最終選考委員のひとりとして、どれを選ぶかほんとうに苦労しました。 

 以下のリンクもぜひご覧ください。 

 最終選考結果発表

 最終選考会レポート&総評

 応募者のみなさんが読んだ本

 

 やまねこ翻訳クラブのメンバーが運営の中心となって、今年で3年目になりますが、応募総数が123作→155作→189作と増えつづけているのも、うれしいかぎりです。いくつもの小学校や作文教室の先生がた・関係者のかたが毎年支援してくださっていることに、あらためてこの場を借りてお礼を申しあげます。 

 このあと、しばらくの準備期間をいただいたのち、参加賞と1次選考委員2名のコメントを応募者全員宛にお送りします。

 

 参考までに、わたし自身の総評(3年ぶん)を下に転載します。 

【2013年】 

 本を読んで、そのおもしろさを人に伝えること。そして、本を読んで、それをきっかけとして、自分自身のくらしについて考えを深めること。作文ではそのどちらも大事です。今回集まった作文は、いろいろな書き方のものがありましたが、どちらについてもすぐれた文章がたくさんありました。作文を書くことで、1さつの本から、信じられないほど多くのことが身につくものです。これからも、外国の本もふくめて、楽しみながら読書をつづけていってください。 

【2014年】 

 今年もまた、翻訳書のおもしろさをさまざまな形でつたえてくれる数々の作文に出会えて、うれしく思いました。中には、ああ、この人はまちがいなくたくさん本を読んでいるな、翻訳書もいっぱい読んでいるな、とひと目でわかるような、ゆたかな表現がちりばめられた作文もいくつかありました。自分たちが訳した外国の本が、みなさんの血となり、肉となり、そして心となっていく過程を見ることができるのは、翻訳の仕事をしている者として、何よりうれしいことです。また来年もぜひおうぼしてください。 

【2015年】 

 またまた、今年もすばらしい作文をたくさん読ませてくれてありがとう。今回おしくも受賞できなかった作品のなかにも、すぐれたものが数多くありました。今年はじめてのことですが、将来この人は作家になれるのではないか、評論家になれるのではないか、翻訳家になれるのではないかと感じた人がいました。ぜひ、はば広い読書と、それをしっかり表現することをつづけて、夢を実現してください。来年もみなさんのおうぼを楽しみにしています。

 

 このコンクールは、翻訳書の読者をゆっくりと育てていくために、翻訳者などの出版関係者が中心になってつづけているもので、運営はみなさんからのカンパと若干のアフィリエイト料だけで成り立っています。趣旨に賛同してくださるかたは、お知り合いの小学生のかたにぜひご紹介ください。学校・児童館、作文教室など、団体でのご応募も大歓迎です。 

 来年も7月ごろから募集をはじめる予定です(参考までに、今年の募集要項はこちら)。どうぞよろしくお願いします。

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