『日本人なら必ず誤訳する英文・リベンジ編』刊行
ディスカヴァーから『日本人なら必ず誤訳する英文・リベンジ編』が刊行されました。きょうあたりから書店に並んでいると思います。
これは自分としては3冊目の著書にあたります。1冊目の『日本人なら必ず誤訳する英文』は英文の読み方全般、2冊目の『日本人なら必ず悪訳する英文』は文芸翻訳の基礎を扱っていて、似たタイトルとはいえ、趣旨はかなり異なります。今回の『リベンジ編』は、1冊目のほんとうの意味での続編であり、復習・応用編でもあります。
『リベンジ編』は2部構成+αになっていて、いわば第1部が復習編、第2部が応用編です。
第1部では、前著(『~誤訳する英文』)の【PART A】(文法項目別)で扱った100問のうち、特に出来の悪かったものや重要なものを中心に、それらの類題や発展問題を50問、新たに紹介して再解説しています。
第2部では、前著を出したあとで、翻訳の仕事やクラス教材などで見つけた誤読しやすい英文を集め、厳選した30問について解説しました。同業者や生徒から提供したもらった問題も多く含まれています。
巻末には、文法項目ごとに弱点を知るための三択式チェックテスト50問を付録として掲載しました。レベルは大学入試センター試験程度で、第1部・第2部に比べてやさしいので、ここでは満点をめざしてください。
また、ところどころに「学習相談Q&A」というページが挿入されています。語学学習の話が中心ですが、もっと一般的な話にまで言及しているところもあります。
「まえがき」はここで読むことができます。
翻訳学習者はもちろん、大学入試やTOEIC・英検などの受験者、仕事で頻繁に英語を使う人など、真剣に英語を学びたいすべての人のために書いた本です。前著『~誤訳する英文』を先に読んでもらったほうが取り組みやすいのですが、この『リベンジ編』を先に読んでもかまわないように作ってあります。
『リベンジ編』の刊行記念トークは、4月26日(土)の午後6時から紀伊國屋書店グランフロント大阪店でおこなわれることが決まっています。これと合わせて、翻訳ミステリー大賞・読者賞関連のイベントも同時に開催される予定です。正式には4月上旬に発表しますので、もう少しお待ちください。
東京でも同様のものが開催される可能性もあり、もし決まったらここでお知らせします。
一方、『~悪訳する英文』は、精度の高い訳文作りの基本を扱ったもので、朝日カルチャーの翻訳クラスではこちらを必修教材としています。この続編にあたるものを、『文芸翻訳入門』(仮題)と名づけた冊子として近日中(おそらく5月連休明け)にこのブログで公開し、だれでも無料でダウンロードできる形にするつもりです。小説の翻訳とリーディング(シノプシス作り)の基礎をまとめたもので、50ページ程度になります。もうしばらくお待ちください。
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