プロフィール

  • 越前敏弥
    文芸翻訳者。 いまのところ、更新は週1、2回程度です。 ご感想・お問い合わせなどは office.hyakkei@gmail.com へお願いします。
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2014年3月

2014年3月30日 (日)

INFORMATION 2014-03-30

日本人なら必ず誤訳する英文・リベンジ編』の記述で、いくつか訂正すべき個所が見つかったのでご報告します。どれも単純なミスで、問題・解説の趣旨に大きな影響はありませんが、申しわけありませんでした。お持ちのかたは、お手数ですが修正をお願いします。

◎p9 もくじ 下から2行目 
チェックリスト→チェックテスト
 
◎p56 
2行目、3行目、下から2行目の books → すべて book に 
6行目 clocks → clock
 
◎p199、p200 
いずれも下から3行目  On his way → On her way

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 だれもが投票に参加できる第2回翻訳ミステリー読者賞は、あすが締め切りです。ひとりでも多くのかたの投票をお待ちしています。この賞に関して、各地の読書会メンバーをはじめ、全国の読者のかたが熱心にツイートをしてくださっていて、その様子がここにまとめられているので、ご覧ください。

 4月19日におこなわれる第5回翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンションは、すでに参加申しこみの受付がはじまっています。年に一度の大イベントで、多くの読者のかたにお会いするのを楽しみにお待ちしています。

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 朝日カルチャーセンター新宿教室の4月期は、「英米小説の翻訳」と「文芸翻訳のツボ」の両クラスとも満席となりました。「文芸翻訳のツボ」は同一内容で7月期以降も開催するので、今回はいれなかった人は次回以降に受講してください。また、「英米小説の翻訳」は、7月期には同一内容の2クラスを開講する予定です。

 大阪も含めて、そのほかのクラスについては、この記事にまとめてあります。特別講座「『ダ・ヴィンチ・コード』『インフェルノ』秘話」は残席がかなり少なくなっています。

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 第9回翻訳百景ミニイベントを5月29日(木)に開催します。ゲストは英仏両語の翻訳で活躍中の河野万里子さん。現在、半数近くのお席が埋まっています。お申しこみの詳細についてはこちらをご覧ください。

2014年3月27日 (木)

第9回ミニイベントのお知らせ

 第9回翻訳百景ミニイベントの概要が決まったので、お知らせします。本日からご参加申しこみの受付を開始します。

 日時  2014年5月29日(木)午後7時から8時45分

 会場  表参道駅近くのセミナールーム(詳細は申込者に直接メールでお知らせします)

  参加費  1,500円 

  ゲスト 河野万里子さん

 お申しこみのメールはoffice.hyakkei@gmail.com 宛にお願いします。その際、本名または著訳書のペンネーム(ハンドルのみは不可)、当日連絡のつきやすい電話番号または携帯メールアドレス(PCと同じアドレスの場合はその旨)をかならず書いてください。

 今回は英語・フランス語の両方の翻訳者として長く活躍していらっしゃる河野万里子さんをお招きし、1時間半余りにわたって話していただきます。

 内容は『星の王子さま』の新訳の話が中心で、新訳までの経緯、作品の背景や作者サン・テクジュベリの生涯、訳語の選び方などに加え、英仏両語の作品に取り組む翻訳者としての雑感なども話してくださいます。この作品を担当なさった新潮社のベテラン編集者にも、最後に登場していただく予定です。

 当日はある程度フランス語の原文への言及もありますが、参加なさるにあたって、フランス語の知識は必要ありません。

 これまでの翻訳百景ミニイベントで、読んでもらいたいゲストについてのアンケートをとってきたところ、最も多かったのが「英語以外の言語の翻訳者」だったので、今回お招きするしだいです。翻訳関係者・学習者だけでなく、翻訳出版に興味のあるすべてのかたはどなたでもぜひお越しください。

 河野さんや担当編集者のかたからこんな話を聞いてみたいというご希望があるかたは、参加申しこみのメールにお書き添えください。できるかぎり採り入れさせていただきます。

 これまでの翻訳百景ミニイベントについては、ここここここなどをご覧ください。

2014年3月20日 (木)

『日本人なら必ず誤訳する英文・リベンジ編』刊行

 ディスカヴァーから『日本人なら必ず誤訳する英文・リベンジ編』が刊行されました。きょうあたりから書店に並んでいると思います。

 これは自分としては3冊目の著書にあたります。1冊目の『日本人なら必ず誤訳する英文』は英文の読み方全般、2冊目の『日本人なら必ず悪訳する英文』は文芸翻訳の基礎を扱っていて、似たタイトルとはいえ、趣旨はかなり異なります。今回の『リベンジ編』は、1冊目のほんとうの意味での続編であり、復習・応用編でもあります。

  『リベンジ編』は2部構成+αになっていて、いわば第1部が復習編、第2部が応用編です。

 第1部では、前著(『~誤訳する英文』)の【PART A】(文法項目別)で扱った100問のうち、特に出来の悪かったものや重要なものを中心に、それらの類題や発展問題を50問、新たに紹介して再解説しています。

 第2部では、前著を出したあとで、翻訳の仕事やクラス教材などで見つけた誤読しやすい英文を集め、厳選した30問について解説しました。同業者や生徒から提供したもらった問題も多く含まれています。

 巻末には、文法項目ごとに弱点を知るための三択式チェックテスト50問を付録として掲載しました。レベルは大学入試センター試験程度で、第1部・第2部に比べてやさしいので、ここでは満点をめざしてください。

 また、ところどころに「学習相談Q&A」というページが挿入されています。語学学習の話が中心ですが、もっと一般的な話にまで言及しているところもあります。

「まえがき」はここで読むことができます。

 翻訳学習者はもちろん、大学入試やTOEIC・英検などの受験者、仕事で頻繁に英語を使う人など、真剣に英語を学びたいすべての人のために書いた本です。前著『~誤訳する英文』を先に読んでもらったほうが取り組みやすいのですが、この『リベンジ編』を先に読んでもかまわないように作ってあります。

  『リベンジ編』の刊行記念トークは、4月26日(土)の午後6時から紀伊國屋書店グランフロント大阪店でおこなわれることが決まっています。これと合わせて、翻訳ミステリー大賞・読者賞関連のイベントも同時に開催される予定です。正式には4月上旬に発表しますので、もう少しお待ちください。

 東京でも同様のものが開催される可能性もあり、もし決まったらここでお知らせします。

 一方、『~悪訳する英文』は、精度の高い訳文作りの基本を扱ったもので、朝日カルチャーの翻訳クラスではこちらを必修教材としています。この続編にあたるものを、『文芸翻訳入門』(仮題)と名づけた冊子として近日中(おそらく5月連休明け)にこのブログで公開し、だれでも無料でダウンロードできる形にするつもりです。小説の翻訳とリーディング(シノプシス作り)の基礎をまとめたもので、50ページ程度になります。もうしばらくお待ちください。

2014年3月15日 (土)

INFORMATION 2014-03-15

『日本人なら必ず誤訳する英文・リベンジ編』(「復習編」という仮題からこう変わりました)は、3月20日ごろ書店に並ぶ予定です。オンライン書店などではすでに予約を受けつけています。内容の詳細については、発売後にあらためて書きます。

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 朝日カルチャーの4月期の翻訳講座では、新宿教室の「英米小説の翻訳」が満席で申しこみ締め切りとなっています。新規受講のかたは、とりあえず「文芸翻訳のツボ」だけに参加して、次期からの受講を検討してください。今期の「英米小説の翻訳」をどうしても受けたい場合は、4月26日に大阪で受講するという方法もあります(ここ)。その日は新宿教室の3コマぶんを1日でまとめておこないます。

 ほかの講座は引きつづき申しこみ受付中です。一般向け講演の「『ダ・ヴィンチ・コード』『インフェルノ』翻訳秘話」(新宿、4月5日)と、「翻訳百景~英語と日本語のはざまで」(中之島、4月25日)には、どなたでも予習不要で参加できます。

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 4月26日の大阪朝日カルチャーのあとの時間帯(18時から21時)に、大阪梅田駅付近で2部構成の書店イベントをおこなうことがほぼ決まりました。第1部が『日本人なら必ず誤訳する英文・リベンジ編』の刊行記念講演、第2部が翻訳ミステリー大賞・読者賞の紹介イベントです。詳細は4月3日ごろに発表します。

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 第2回翻訳ミステリー読者賞にぜひ投票をよろしくお願いします(詳細はこちら)。4月19日の翻訳ミステリー大賞&コンベンションにもぜひご参加ください(参加受付はもう少しお待ちください)。

2014年3月 4日 (火)

第2回翻訳ミステリー読者賞について

 全国翻訳ミステリー読書会連合が主催する第2回翻訳ミステリー読者賞の投票受付がはじまりました。投票要項はこちら、投票用テンプレートはこちらにあります。昨年はだれでも1作に投票する形でしたが、今年は持ち点5点を3作以内に自由に配分して投票する形に変更されたので、ご注意ください。

 この賞は、当ブログでも再三紹介している全国各地の読書会のメンバーのみなさんが協力して去年立ちあげた、読者による、読者のための賞です。プロもアマも関係なく、だれもが読者として対等な立場で投票することが最大の特徴ですこのブログを読んでいるのは、プロの翻訳者や出版関係者、語学や翻訳の学習者、一般の読者のかたなど、あれこれいらっしゃると思いますが、翻訳書の読者であるという点ではみな対等です。どうか他人事と思わず、いっしょに盛りあげていっていただければ幸いです。

 昨年の結果はこちらです(投票者総数147名)。また、この賞を企画・運営してきた中心メンバーのひとり、大木雄一郎さん(福岡読書会)によるレポートはこちらです。どんな思いでこの賞を立ちあげたかがよくわかります。その大木さんが数日前にツイッターでこんなふうに書いていらっしゃいました。

「昨年はあんまり翻訳ミステリー読んでないからなあ……」という人もいると思いますが、そんな人にこそ興味を持ってほしいと思います。読んだ作品が少なくてもその中から投票してみてください。ここから読者のすそ野が広がれば、運営としてこれより嬉しいことはないです。

 わたしも同感です。少しでも翻訳書に興味のあるかたは、自分には資格がないなどと思わず、遠慮なくぜひ投票をお願いします。これは参加することにこそ意義がある"祭り"だとわたしは思っています。この賞が翻訳ミステリー大賞を圧倒するほどの勢いを持つ大イベントになることを心から祈っています。

 投票の締め切りは今月末。読者賞のフライヤーが必要なかたはこちらからダウンロードしてください。どうぞご協力をよろしくお願いします。

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