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  • 越前敏弥
    文芸翻訳者。 いまのところ、更新は週1、2回程度です。 ご感想・お問い合わせなどは office.hyakkei@gmail.com へお願いします。
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2014年1月24日 (金)

第8回ミニイベントの報告

 昨夜おこなわれた第8回翻訳百景ミニイベント、これまでにも増しての大盛況でした。お越しくださったみなさん、ありがとうございました。

 田内志文さんをお迎えし、『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』の例を中心にして、翻訳企画の持ちこみの話をしていただきましたが、田内さんのお話は、どうやったら翻訳出版界全体を盛りあげていけるかを見据えてのものだったので、非常に興味深く耳を傾けていた人が多かったようです。シノプシスを書いていくうえでの注意事項や、出版社との付き合い方、翻訳者や学習者としての心構えなど、ご自身の体験談を交えての具体的なアドバイスが満載の講演でした。随所にユーモアを交え、時に参加者を鼓舞するようなお話だったので、それに誘発されるように、つぎつぎと質問の手があがりました。

 また、事前に告知はしませんでしたが、『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』の担当編集者である東京創元社の佐々木日向子さんもトークや質疑応答に加わってくださり、翻訳者と編集者の双方の立場からの意見やアドバイスが聞けたので、話が立体的になって参考になったとおっしゃっていた参加者のかたがおおぜいいらっしゃいました。このように、翻訳者と編集者の双方をお呼びするという形でのイベントを、今後もまた企画したいと考えています。

 開始前と休憩中に、田内さんのサイン入り訳書の販売をおこなったところ、何十冊も売れるといううれしい事態になったのも印象的で、この種のイベントの未来の可能性を示唆するものだったと思います。あらためて、告知記事にあった田内さんからのメッセージを読んでみてください。わたし自身もこの問題について今後も考え、なんらかの形で発信していくつもりです。貴重なヒントを与えてくれた田内さんと佐々木さん、そして参加者のみなさんに感謝しています。

 次回の翻訳百景ミニイベントの日程・内容はまだ決まっていませんが、夏までのどこかで開催したいと考えています。確定したらまたお知らせします。

 

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