プロフィール

  • 越前敏弥
    文芸翻訳者。 いまのところ、更新は週1、2回程度です。 ご感想・お問い合わせなどは office.hyakkei@gmail.com へお願いします。
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2013年8月

2013年8月27日 (火)

朝日カルチャーセンター(東京・大阪)10月期の日程

 朝日カルチャーセンター東京・新宿教室の10月期の翻訳講座の受付がはじまりました。大阪・中之島教室もまもなくはじまると思います。新宿教室も中之島教室も、「文芸翻訳のツボ」と「英米小説の翻訳」の2種類のクラスがあります。 

 東京・新宿教室の10月期は10月5日、11月2日、12月7日の3回です。「文芸翻訳のツボ」は10時から11時半まで(ここ)、「英米小説の翻訳」は12時45分から14時15分まで(ここ)です。どちらも1時間半×3回です。  

 大阪・中之島教室の10月期は、10月26日の1回だけです。「文芸翻訳のツボ」は10時から13時まで(ここ)、「英米小説の翻訳」は14時から17時まで(ここ)です。両クラスとも3時間×1回です。  

「文芸翻訳のツボ」では、小説を中心として、説明的文章や短詩なども扱いながら、文芸翻訳を手がけるにあたって留意すべきことをさまざまな角度から学びます。半年(2期)で完結する予定で、どの期からでも受講できます。  

「英米小説の翻訳」では、長編小説の一部をていねいに訳していきます。10月期は20世紀前半のイギリスの短篇を扱います。 

 どちらの講座でも、英文の訳読のほかに、毎回指定した本(おもに翻訳書)を読んできて簡単に感想を言う時間を少しとります。課題書はこのブログの右側に並んでいます。10月期は、東京が『見えない日本の紳士たち』『喪失』『マルセロ・イン・ザ・リアルワールド』の3冊(この順に)。大阪はその3冊のうちのどれか1冊ですが、よかったら3冊とも読んでみてください。 

 越前の講座をはじめて受ける人は、なるべく「文芸翻訳のツボ」から受講してください。ただし、回数が少ないので、可能なら最初から両方を受講することをお勧めします。  

 また、これとは別に、東京・新宿教室で、11月23日(土・祝)の10時30分から17時までかけて、「『日本人なら必ず誤訳する英文』実践講座」をおこないます(ここ)。これは8月10日におこなった講座とまったく同内容で、以前ディスカヴァーであった5回講座をやや短縮して1日でまとめておこなうものです。文法の総整理をしたい人はぜひ受講してください。以前の講座の内容についてはここここにくわしく書いてあります。事前に『日本人なら必ず誤訳する英文』を熟読したうえで、さらにある程度の予習が必要です。すぐに満席になる可能性があるので、なるべく早めにお申しこみください 

 大阪・中之島教室での一般向け講演会は、10月期はありません。つぎは1月下旬の開催を予定しています。

2013年8月19日 (月)

INFORMATION 2013-08-19

◎8月21日にC・J・サンソムの『暗き炎』(上下、集英社文庫)が刊行されます。チューダー王朝弁護士シャードレイク・シリーズの第2作で、CWA(英国推理作家協会)ヒストリカル・ダガー受賞作です。ミステリーとしての楽しみもさることながら、第1作『チューダー王朝弁護士シャードレイク』とつづけて読むと、盛者必衰の理というものをあらためて感じさせられます。この機会にぜひ第1作からお読みください。

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◎年内の刊行予定はだいたい以下のとおりです。一部、変更の可能性があるのでご了承ください。

・8月31日ごろ 『おぎょうぎのわるいピート』(ベス・ブラッケン著、リチャード・ワトソン絵、辰巳出版)【初体験の絵本です】

・9月3日ごろ 『夜の真義を』(マイケル・コックス、上下、文春文庫)【文庫化】

・9月25日ごろ 『エジプト十字架の秘密』(エラリー・クイーン、佐藤桂共訳、角川文庫)【国名シリーズ第5弾】

・11月中旬 『シートン動物記2』(仮題、角川つばさ文庫)

・11月28日ごろ 『インフェルノ』(仮題、ダン・ブラウン、上下、角川文庫)

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◎8月24日(土)の金沢読書会(課題書『氷の闇を越えて』)、25日(日)の福島読書会(課題書『解錠師』)、9月15日の新宿Biri-Biri酒場読書会(課題書『ローマ帽子の秘密』)には、すべてわたしも参加します。お近くのかた、よかったらお越しください。

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◎朝日カルチャーセンター(東京新宿大阪中之島)の10月期各クラスの申しこみ受付は8月24日(土)に開始される予定です。特に、11月23日(土・祝)におこなわれる「『日本人なら必ず誤訳する英文』実践講座」は、早い時期に満席になることが予想されます。受講希望者はご注意ください。

2013年8月11日 (日)

ヒロイン登場?

The Japan Times ST》に連載中の「ダ・ヴィンチ・コッドに挑戦!」では、脱力パロディ本 The Da Vinci Cod を課題として、翻訳にまつわるあれこれを書かせてもらっています。

 このブログでも、いままでに登場人物の名前にまつわる話などを何度か書いてきました。

 主人公のロバート・ドングラン(Robert Donglan)と捜査主任のターシュ警部(Tash)は、もちろん『ダ・ヴィンチ・コード』のロバート・ラングドン(Robert Langdon)とファーシュ警部(Fache) を意識した名前なので、音韻が似た訳語を宛てています。

 一方、冒頭で死体が発見される館長の名前は Jacques Sauna-Lurker。この名前をどう処理すべきかについては、以前「Sauna-Lurkerをどう訳すか」という記事に書きました。

 さて、いま出ている8月16日号(連載第22回)の最後に、この作品のヒロインが登場します。名前は Sophie Nudivue。『ダ・ヴィンチ・コード』のヒロインの名前はソフィー・ヌヴー(Sophie Neveu)でしたが、今回はどう処理すればいいでしょうか。上の「Sauna-Lurkerをどう訳すか」を参考にして、考えてみてください。おもしろいのを考えついた人は、よかったらメールかツイッターで教えてください。

 次回の記事(連載第23回)が載る9月6日号(9月1日ごろ発売)が出たころに、あらためてこのブログでも言及します。名訳・珍訳をたくさん紹介したいと思っています。

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