キリスト教基礎知識勉強会レポート
5月26日(日)に、『なんでもわかるキリスト教大事典』の著者である八木谷涼子さんを講師にお迎えしてのキリスト教基礎知識勉強会をおこないました。
八木谷さんには、去年開催した第5回翻訳百景ミニイベントでも話していただきましたが、このときは時間が短かったこともあり、用意してくださった課題の一部しか扱えませんでした。そのとき話せなかった内容については、後日、八木谷さんのサイトで文芸翻訳者向けキリスト教講座としてまとめてくださっています。無料のサイトとは思えないほどの膨大な情報がていねいに整理されたページなので、まずはそちらをご覧になってください。
今回は、前回の反省を受けて、時間を2倍にし、参加者も15名程度に絞り、全員が教会の礼拝に参加する形で予習してくることで、さらなる内容の充実を図りました。申込者に対して、事前に八木谷さんからのアドバイスのメール(これもすごい情報量でした)を送っていたこともあり、みなさん、勉強会にいらっしゃる前の時点でかなりのことを学んでいらっしゃったようです。
勉強会は、最初に全員がどこの教会で何を見てきたか、どんなことに気づいたかを報告し、八木谷さんとのやりとりのなかでさらに知識を深めていきました。どんな質問をしても八木谷さんが詳細かつ的確に答えてくださるので、参加者全員が驚嘆の連続でした。
全員の報告が終わったあとは、配付された祈祷書(口語訳と文語訳が掲載されたもの)を使っての式文の確認や、ミサの流れ、聖職者の服装、聖堂内の注目すべき事物についての解説など、ふつうならなかなか気づかない事柄を八木谷さんがわかりやすく話してくれる時間がつづきました。たっぷり数百枚もの画像を見たり、一部の動作の実演をおこなって説明したり、『なんでもわかるキリスト教大事典』の記述が一段と深く理解できる時間になったと思います。
終了後に八木谷さんと話していたとき、いちばん印象に残ったのは、キリスト教基礎知識勉強会というと、聖書の勉強をすると感じる人が多いかもしれないが、きょうやったのは教会にまつわるさまざまなことの解説だということでした。考えてみると、われわれ翻訳者が聖書の記述について調べるときはネットや本を使えばさほど苦労しないのですが、礼拝で何がどうおこなわれているかや、教会の施設がどんな造りになっているかなどについては、非常に調べにくい。そういう部分について、教派によるちがいをできるかぎり盛りこみつつ徹底的に解説した『なんでもわかるキリスト教大事典』はその意味で画期的なのですが、今回の勉強会は『なんでもわかるキリスト教大事典』の実体験版として大成功だったと思います。
参加なさったかたからすでに何通もの感想メールをいただいています。一部をご紹介します。
・この勉強会に参加しなければ、教会の前を何回通り過ぎても、
・勉強会では、
・八木谷さんの本は『知って役立つ~』
最後に、この勉強会の準備として、八木谷さんから教わって、わたし自身がいくつかのYou Tube 動画を観たのですが、どんな動画だったかをお知らせします。(すべて英語です)
■幼児洗礼式 Catholic Baby Baptism
http://youtu.be/_LB5zL2apiw (約9分)
■成人洗礼 James McKee - Celebration of Sacraments of Baptism
http://youtu.be/CD3sXRnvIwU (約5分)
■聖体拝領 Sacraments 101: Eucharist (how we receive)
http://youtu.be/qdGkTdv4Dt4 (約5分)
■按手 Catholic Confirmation
http://youtu.be/bawzl1c2Vsg (約1分半)
■フィリピンのミサ Sunday TV Healing Mass for the Homebound
http://youtu.be/MNYxaoI1j9Q (約58分)
またぜひこのような機会を作りたいと考えています。八木谷さん、参加なさったみなさん、あらためて、ありがとうございました。
次回の翻訳百景ミニイベントは10月24日(木)の予定です。ゲストはまだ決まっていません。詳細が確定したらお知らせします。































