『英和翻訳基本辞典』インデックス
昨年末に、宮脇孝雄さんによる『英和翻訳基本辞典』の紹介記事を書きました(ここ)。その後も大変役立っていて、先日訳していたグレアム・グリーンの短篇でも、これを読んでいなければおそらく誤訳していたであろう個所にぶつかり、冷や汗をかきつつ大いに感謝したものです(恥ずかしいのでどの語かは書きませんが)。
この前の記事にも書いたとおり、これは翻訳や語学にかかわる仕事をしている人にとっては、隅から隅まで熟読すべき本ですが、言うまでもなく、この上なく有用な辞書でもあります。さらに言うと、われわれ翻訳者がふだんから利用している「串刺し検索」ができるようにすれば、一段と使い勝手がよくなります。そこで、この辞書の串刺し検索ができるように、Jamming 用のインデックスを作成し、このブログをご覧のかたがダウンロードできる形にしました。すでに版元の研究社と著者の宮脇孝雄さんのご承諾を得ています。
Jamming をご利用のかたは、ユーザー辞書としてこれを使うことができます。ユーザー辞書の利用法については、Jammingユーザーズガイドの「ユーザー辞書の使い方」をご覧ください。
また、Logophile をご利用のかたは、これを Logophile 形式に変換すれば、やはりユーザー辞書として使えます。わたし自身が Logophile を使っていないのでくわしいことは知らないのですが、以下の方法によって数分で作業を終えた人が何人もいるので、変換のしかたがわからない人は試してみてください。
―――――
1 適当な場所に「英和翻訳基本辞典」フォルダを作る
2 そのなかに「DATA」フォルダを作る
3 このDATAフォルダのなかに本文のデータをコピーする(
4 LogophileDicManagerを起動し、「ツール」
5 インポート元のファイル形式は「Jamming形式」、
6 Logophileを起動する
―――――
串刺し検索を使っていないかたは、下のファイルをダウンロードすれば、通常のテキストファイルの形でファイル内の検索をすることができます。
【1月25日追記】
PDICをお使いのかたのためのファイルを追加公開します。PDIC形式(dicファイル)とPDIC1行テキスト形式があります。
「EJBTD_index_PDIC1L.txt」をダウンロード
DDWinへの変換方法についてはこちら(白石朗さんのツイート)をご覧ください。
【2月1日追記】
Logophile で熟語の検索がしづらい場合の解決法が高橋聡さんのブログ(ここ)に載りました。
ファイルの作成作業は熊谷淳子さんにお願いし、Logophile への変換方法は青木創さんから教わりました。この場を借りてお礼を言わせてください。わたし自身はこういったことにはあまり強くなく、技術的な質問にはお答えしかねますので、どうかご了承ください。
【1月25日追記】
ファイルをうまく読みとれなかったかたは、文字コードのちがいが原因かもしれません。ファイルの保存の際、または保存後に、文字コード(またはエンコード)を「UTF-8」から「シフトJIS」(または「ANSI」)に変えるとうまくいく可能性があります。高橋聡さんのブログ記事(ここ)も参考になります。
ファイルのダウンロードにあたっては、特にご連絡をいただく必要はありません。どなたでもご自由にお使いください。ただ、言うまでもありませんが、このファイルだけをお持ちになっていても、利用価値はゼロも同然です。具体例をあげての詳細な解説があってはじめて意味があるものなので、『英和翻訳基本辞典』をご購入のうえ、末永くご活用くださるようお願いします。
これが翻訳関係者や学習者のみなさんの調べ物の環境を向上させる一助となれば幸いです。
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