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2012年11月15日 (木)

INFORMATION 2012-11-15

 ゲラ読みの作業などがつづいていて、なかなか更新できません。新刊・近刊の案内を簡単に書きます。

 先週、武田ランダムハウスから『逆転立証』(上下、ゴードン・キャンベル著)が出ました。本格的なリーガル・サスペンスを訳したのは今回がはじめてです。新米弁護士ダグラスの成長物語なのですが、主人公の指導役にあたるインテリやくざもどきのベテラン弁護士モーガンの人物造形がみごとです。強さと弱さを併せ持つモーガンのあまりに強烈な存在感は、この本の最大の魅力だと言えるでしょう。

 また、二転三転するプロットの独創性もなかなかのもので、自分自身、よもや後半にこんな展開になるとは予想もつかず、決着のしかたにも驚きました。

 作者は現役のベテラン弁護士で、本作はMWA(アメリカ探偵作家クラブ)の新人賞候補となりました。

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 12月には、角川文庫から、エラリー・クイーンの国名シリーズ第2弾『フランス白粉の秘密』が下村純子さんとの共訳で刊行されます。また、角川つばさ文庫から、『シートン動物記』(オオカミ王ロボなど4篇所収、小学校中学年向き)が出ます。

 実はもう1冊、文庫化される作品があるのですが、これについては後日書きます。

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‎ 11月22日の第5回翻訳百景ミニイベント(八木谷涼子さん講演会)で使われる資料の一部を見せてもらいましたが、期待した以上に濃密な内容です。キリスト教関係の調べ物に興味のあるかた、お時間があればぜひお越しください。講演内容の詳細はこちらです。現在、8割程度のお席が埋まっています。

 

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