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  • 越前敏弥
    文芸翻訳者。 いまのところ、更新は週1、2回程度です。 ご感想・お問い合わせなどは office.hyakkei@gmail.com へお願いします。
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2012年9月

2012年9月28日 (金)

週刊ST新連載「『ダ・ヴィンチ・コッド』に挑戦!」について

 The Japan Times が発行している週刊英語学習紙《週刊ST》で、この週末から連載をはじめます。《週刊ST》では、去年「たった6語の人生模様 SIX WORDS を読み解く」というコラムを担当していましたが、半年余りのお休みののち、今回は紙面1面すべてをいただいて、翻訳そのものをテーマとした月2回の連載記事を書かせてもらうことになりました。

 新連載のタイトルは「実践英語翻訳塾 『ダ・ヴィンチ・コッド』に挑戦!」。扱う作品はこれです。

 言うまでもなく、これは『ダ・ヴィンチ・コード』のパロディ本です。作品としてはB級、いやC級の脱力系ユーモア満載のドタバタ劇で、翻訳書として単独で刊行するのはちょっと苦しいのですが、ことば遊びなどが非常に多く、語学や翻訳の勉強を楽しみながらつづけていくには最適の教材なので、これを叩き台にして翻訳についてのあれこれを思いつくままに書いていくことにしました。

 この作品については、以前シンジケートの「【原書レビュー】えっ、こんな作品が未訳なの!?」で三角和代さんが楽しい紹介文を書いてくださったので、その文章をぜひ読んでください。

 10月からの半年間は、朝日カルチャーセンターの「英米小説の翻訳」クラス(東京大阪)でもこの作品を扱います。受講生のみなさんは、クラスで扱った範囲を後日復習するにはちょうどよいので、この機会に定期購読することをお勧めします。

 《週刊ST》の定期購読はここで申しこめます(1か月1,100円)。書店や駅のスタンドなどで1号ごとに買うこともできます(1号290円、販売店検索はここ)。これは訳注などがついた中級の学習紙ですが、さまざまな連載記事が参考になることも多く、語学・翻訳の学習者だけでなく、仕事としている人にとっても、この値段では安すぎるほどの情報量があります。

 デジタル版も含めて、入手できるのは日曜あたりになるので(一部の地域ではやや遅れます)、「『ダ・ヴィンチ・コッド』に挑戦!」の記事が載るときには、それに合わせたタイミングで、記事に書ききれなかったこぼれ話などをこのブログに書いていく予定です。 

2012年9月12日 (水)

INFORMATION 2012-09-12

 今月は多忙でほとんど更新できそうもないので、諸情報をまとめて掲載しておきます。

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・小学生から高校生を対象にした「真夏の読書探偵」作文コンクールの応募締め切りは9月18日(火、消印有効)です。翻訳書を読んで書く、という条件以外は、長さも形式も自由です。応募者全員に、1次選考委員2名からのコメントと参加賞を送ります。ひとりでも多くのかたの参加をお待ちしています。

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・9月6日にスタートした5回連続の『日本人なら必ず誤訳する英文』実践講座は、途中からの参加も可能です。第1回については、ディスカヴァーの社長室ブログにレポートが載りました(ここ)。講座で使った誤訳率の高い例文がひとつ紹介されています。くわしい内容はこちらを参照してください。このようにまとめて演習する機会はまれなので、いまからでもどうぞ。

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・第5回翻訳百景ミニイベント(11月22日)では、『なんでもわかるキリスト教大事典』の著者、八木谷涼子さんをゲストとしてお招きします。非常に貴重な機会なので、翻訳や翻訳書に少しでも興味のある人はぜひお越しください。お申しこみの要領などの詳細はここ

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第4回翻訳百景ミニイベントのくわしいレポート記事が、やまねこ翻訳クラブのメールマガジン「月刊児童文学翻訳」に掲載されました。HTML版の特別記事はここで読むことができます。

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・朝日カルチャーセンターの10月期の講座のお申し込みを受付中です。東京は10月6日、11月3日、12月1日の計3回で、大阪は10月27日の1回だけです。「文芸翻訳のツボ」と「英米小説の翻訳」のちがいなど、詳細はこちらをご覧ください。

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・翻訳百景ミニイベントのいわば出張版として、10月7日に金沢、10月26日に大阪で講演会を開催します。

 金沢での講演は、兼六園周辺文化の森ミュージアムウィークの一環としておこなわれます(ここ)。これは一般向けの無料講演なので、どなたでも気軽にお越しください。英語の知識はほとんど不要です。

 大阪は朝日カルチャーセンターで平日夜におこないます(ここ)。翌日の講座への導入という意味も半分ぐらいあるので、27日に受講する人はなるべく参加してください。翻訳学習者以外もじゅうぶん楽しめる内容で、関西翻訳ミステリー読書会の紹介などもする予定です。

2012年9月 7日 (金)

第5回翻訳百景ミニイベントのご案内

・第5回の翻訳百景ミニイベントの概要が決まりました。いまから受付を開始します。

  日時  11月22日(木)午後7時から8時45分

  会場  表参道駅近くのセミナールーム(詳細は申込者に直接メールでお知らせします)

  参加費  1,500円

  ゲスト  八木谷涼子さん

 今回は、当サイトの推薦書『なんでもわかるキリスト教大事典』の著者である八木谷涼子さんをお招きし、じっくりお話をうかがいます。これまでの翻訳百景ミニイベントでは、前半の30分から40分程度をかけて越前が翻訳がらみの話をしてきましたが、今回はその時間を最小限にして、八木谷さんにキリスト教関連の話を存分にしていただきます。

 現時点では、どんな内容で話していただくかはまったく決まっていません。参加を希望なさるかたは、よかったらお申しこみのメールに八木谷さんへの質問をひとつかふたつお書きください(書かなくてもかまいません)。質問が多かった項目を中心として、講演の内容を組み立てていく予定です(すべての質問にお答えできるとはかぎらないのでご了承ください)。

 お申しこみのメールは office.hyakkei@gmail.com 宛にお願いします。その際、本名または著訳書のペンネーム(ハンドルのみは不可)、当日連絡のつきやすい電話番号または携帯メールアドレスをかならず書いてください。

  今回はかなり早く満席になることが予想されます。参加をご希望のかたは、なるべく早くお申しこみください。

2012年9月 4日 (火)

朝日カルチャーセンター(東京・大阪)10月期の日程

 朝日カルチャーセンターの10月期の翻訳講座の日程が決まりました。東京・新宿教室も大阪・中之島教室も、「文芸翻訳のツボ」と「英米小説の翻訳」の2種類のクラスがあります。

 東京・新宿教室の10月期は、10月6日、11月3日、12月1日の3回です。「文芸翻訳のツボ」は10時から11時半まで(ここ)、「英米小説の翻訳」は12時45分から2時15分まで(ここ)です。どちらも1時間半×3回です。 

 大阪・中之島教室の10月期は、10月27日の1回だけです。「文芸翻訳のツボ」は10時から13時まで(ここ)、「英米小説の翻訳」(ここ)は14時から17時までです。両クラスとも3時間×1回です。 

「文芸翻訳のツボ」は、小説を中心として、説明的文章や短詩なども扱いながら、文芸翻訳を手がけるにあたって留意すべきことをさまざまな角度から学びます。半年(2期)で完結する予定で、どの期からでも受講できます。 

「英米小説の翻訳」は、長編小説の一部をていねいに訳していきます。10月期から半年間は新教材(『ダ・ヴィンチ・コード』のパロディ本)を使います。 

 どちらの講座でも、英文の訳読のほかに、毎回指定した翻訳書を読んできて簡単に感想を言う時間を少しとります。課題書はこのブログの右側に並んでいます。10月期は、東京が下の3作すべて、大阪が上の3作のどれか1冊です。 

 越前の講座をはじめて受ける人は、なるべく「文芸翻訳のツボ」から受講してください。ただし、回数が少ないので、可能なら最初から両方を受講することをお勧めします。 

 また、それとは別に、大阪の中之島教室で、10月26日(金)の午後6時半から8時まで、一般向けの講演会をおこないます(ここ)。こちらは予習は不要で、翻訳や語学の勉強をしていない人でもじゅうぶん楽しめる内容です。東京でこれまで開催してきた翻訳百景ミニイベントの内容と重なる部分もあるのでご了承ください(Ustream中継された回とは重複しません)。

 

 

 

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