プロフィール

  • 越前敏弥
    文芸翻訳者。 いまのところ、更新は週1、2回程度です。 ご感想・お問い合わせなどは office.hyakkei@gmail.com へお願いします。
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2012年4月

2012年4月24日 (火)

INFORMATION 2012-04-24

 先日ご案内した翻訳百景ミニイベントは、現時点で第1回(5月24日、ゲストは夏目大さん)が7割程度、第2回(6月28日、ゲストは芹澤恵さん)が5割程度の席が埋まっています。参加をご希望の方はお早めに office.hyakkei@gmail.com までメールでお申しこみください。その際、どちらの回に参加を希望なさるか(両方も可)、本名または著訳書のペンネーム(ハンドルのみは不可)、当日連絡のつきやすい電話番号または携帯メールアドレスをかならず書いてください。

 すでにお申しこみくださった方には、会場などについての返信メールをお送りしました。万が一まだ届いていない場合はご一報ください。

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・朝日カルチャーセンター大阪・中之島教室の「文芸翻訳のツボ」はこちら。「英米小説の翻訳」はこちら。4月28日の1回のみです。3か月に1度しか機会がないので、両講座の同時受講をおすすめします。

・新宿教室の「文芸翻訳のツボ」10時からの回(こちら)は満席でキャンセル待ちです。15時15分からのクラス(こちら)は、4月7日、6月2日、6月30日の3回のうち、すでに1回終了していますが、途中からの参加も可能です。

・東京・新宿教室の「英米小説の翻訳」はこちら。同様に3回のうち1回が終了していますが、途中からの参加も可能です。

・「文芸翻訳のツボ」と「英米小説の翻訳」のちがいについてはこちらを見てください。

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 第6回大阪読書会(4月27日)と第3回名古屋読書会(5月26日)は満席のため締め切りました。キャンセル待ちや次回の案内の送付をご希望の方は記事に記載されているアドレスまでご連絡ください。 

 第5回福岡読書会は5月11日、第2回福島読書会in二本松は5月19日に開催されます。参加をご希望の方はそれぞれの記事に記載されているアドレスまでご連絡ください。定員に達ししだい締め切ります。

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 MARUZEN&ジュンク堂書店の大阪梅田店では、7階の語学コーナーでわたしの著訳書のミニフェアを開催してくださっています。

2012年4月19日 (木)

翻訳百景ミニイベント開催のお知らせ

 以前も書いたとおり、翻訳出版に興味のある人たち全般を対象としたミニイベントを開催します。翻訳を勉強中の人はもちろん、翻訳書や語学に多少とも興味のあるかたはぜひお越しください。きょうは第1回と第2回について告知します。

◎内容

 前半が越前によるミニトーク、後半がゲストによるトークとQ&A。

 前半は、「きょうの誤訳」「きょうの悪訳」「きょうのsix words」「きょうの英語名言」「きょうの訳書紹介」など、いくつかのコーナーに分けて、翻訳や翻訳書のおもしろさをさまざまな角度から紹介していきます。これまで紀伊國屋ホール、六本木ヒルズ、リブロ東池袋店などでおこなってきたイベントと似た形式です(内容はまったく重なりません)。

 後半は、毎回、出版翻訳の関係者(翻訳者、編集者など)をゲストとしてお呼びして、お好きなテーマで話してもらいます。おひとりでのトーク、越前との対談、参加者も交えてのQ&Aなど、形式はその回ごとに変わる可能性があります。

 Q&Aの時間をたくさんとるので、ぜひ積極的に質問をしてください。

 第1回(5月24日)のゲストは夏目大さん、第2回(6月28日)のゲストは芹澤恵さんです。夏目さんには今年出た『超訳 種の起源』の話を中心に、ノンフィクション翻訳全般について、芹澤さんには〈フロスト警部シリーズ〉をはじめとして、フィクション翻訳全般についてのお話をうかがう予定です。

◎諸情報

・日時  第1回 5月24日(木) 午後7時から8時30分

      第2回 6月28日(木) 午後7時から8時30分

・会場   地下鉄・表参道駅から徒歩5分程度の小ホール(定員50名程度)

・参加費  それぞれ1,500円(当日お支払いください)

・第1回のみ、bookRadioによるUstream中継(ライブ&録画)がおこなわれます。

・参加にあたっては予約が必要です。 office.hyakkei@gmail.com にメールでお申しこみください。その際、どちらの回に参加を希望なさるか(両方も可)、本名または著訳書のペンネーム(ハンドルのみは不可)、当日連絡のつきやすい電話番号または携帯メールアドレスをかならず書いてください。

 定員に達ししだい締め切らせていただきます。

・第3回は7月26日(木)の午後7時から9時までの予定ですが、こちらについてはもう少しお待ちください。

2012年4月15日 (日)

第3回翻訳ミステリー大賞決定

 第3回翻訳ミステリー大賞の授賞式(リアルタイム開票)が4月14日に本郷の鳳明館森川別館でおこなわれ、『忘れられた花園』(ケイト・モートン著、青木純子訳、東京創元社)が受賞しました。

 大接戦を制したリアルタイム開票やその後の授賞式の様子は http://www.ustream.tv/channel/go-livewireで視聴できます。それに先立つ瀬名秀明さんのトークショーも観られます。

 100年に及ぶ歳月と、オーストラリアとイギリスの2国のあいだを何度も行き来する壮大な時空のスケールのなかで、3人の女性の数奇な運命を悠揚迫らぬ文体で描いたこの作品は、今年の翻訳ミステリー関係の賞をこれまでひとつも受賞しなかったのが不思議なくらいの傑作です。訳者による10ページ以上に及ぶ渾身のあとがきもすばらしい。わたし自身もこの作品に投票しました。未読の方はぜひ手にとってください。

 個人的には、コーンウォールが主舞台で、トゥルーロという地名が出てきた瞬間に、懐かしい思いがこみあげてきて、一気に登場人物たちへの親近感が湧きました。トゥルーロはわたしの最初の長編訳書『惜別の賦 (創元推理文庫) 』の舞台となった町で、いつの日かぜひ行ってみたいという願いをいだいたまま、もう15年近く経ってしまいました。

 授賞式のレポートは、後日翻訳ミステリー大賞シンジケートのサイト(ここ)や《ハヤカワ・ミステリ・マガジン》などに掲載される予定です。

2012年4月13日 (金)

INFORMATION 2012-04-13

 第3回翻訳ミステリー大賞は、すでに2次投票を締め切り、あす4月14日(土)にいよいよ授賞式とコンベンションがおこなわれます。当日のタイムスケジュールはこれです。

 候補の5作品はこちら。

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 第9回本屋大賞の翻訳小説部門第1位は、『犯罪』(フェルディナント・フォン・シーラッハ著、酒寄進一訳、東京創元社)に決まりました。

 これについての関連記事は、翻訳ミステリー大賞シンジケートのサイトに4回に分けて掲載されています。(その1その2その3その4

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 第6回大阪読書会(4月27日)は満席のため締め切りました。キャンセル待ちは次回の案内の送付をご希望の方は記事に掲載されているアドレスまでご連絡ください。 

 第5回福岡読書会は5月11日、第2回福島読書会in二本松は5月19日に開催されます。参加をご希望の方はそれぞれの記事に掲載されているアドレスまでご連絡ください。定員に達ししだい締め切ります。

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 第2回翻訳ミステリー大賞受賞作『古書の来歴』(ジェラルディン・ブルックス著、森嶋マリ訳、RHブックス・プラス)が文庫化されました。

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・朝日カルチャーセンター大阪・中之島教室の「文芸翻訳のツボ」はこちら。「英米小説の翻訳」はこちら。4月28日の1回のみです。3か月に1度しか機会がないので、両講座の同時受講をおすすめします。

・新宿教室の「文芸翻訳のツボ」10時からの回(こちら)は満席でキャンセル待ちです。15時15分からのクラス(こちら)は、4月7日、6月2日、6月30日の3回のうち、すでに1回終了していますが、途中からの参加も可能です。

・東京・新宿教室の「英米小説の翻訳」はこちら。同様に3回のうち1回が終了していますが、途中からの参加も可能です。

「文芸翻訳のツボ」と「英米小説の翻訳」のちがいについてはこちらを見てください。

2012年4月 9日 (月)

「なんでもわかるキリスト教大事典」

 待ちに待った日が訪れた、と言ってもけっして過言ではありません。

 絶版になっていた八木谷涼子さんの名著『知って役立つキリスト教大研究』の増補改訂版『なんでもわかるキリスト教大事典 (朝日文庫)』が先週末に刊行されました。「大事典」という名前から分厚く高価な本を想像する人もいるかもしれませんが、手軽で安価な文庫版です。しかし、内容はまさに「大事典」と呼ぶにふさわしい、翻訳関係者必携の1冊です。

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 この本の内容は、もともと《翻訳の世界》(と後続誌《eとらんす》)での連載がベースとなっています。ですから、そもそもが翻訳者や学習者からのさまざまな質問に答えていくことが記事の目的でした。その過程で、著者は数えきれないほど多くのキリスト教関係者への取材を重ねたと聞いています。そして何年もかけてその記事に加筆修正をして再構成し、2001年に書籍版が新潮OH!文庫から刊行されました。辞書として有用であるだけでなく、読み物としても非常におもしろかった『知って役立つキリスト教大研究』は、翻訳関係者のみならず、海外文化に興味のある本好きの人たちにも広く支持され、10刷りまで版を重ねましたが、新潮OH!文庫自体の終了にともない、2010年に絶版となってしまいました。

 わたし自身も、この本にはとうてい感謝しきれないほどお世話になりました。アンドリュー・テイラーの『天使の遊戯』『天使の背徳』『天使の鬱屈』の3部作も、そしてもちろん、ダン・ブラウンの『天使と悪魔』『ダ・ヴィンチ・コード』『ロスト・シンボル』も、この本がなければ翻訳できなかったと言ってもいいでしょう。『ダ・ヴィンチ・コード』の巻末では、推薦書の筆頭にこの本をあげてあります。

 それが今回、『なんでもわかるキリスト教大事典 (朝日文庫)』として復活したのは、すべての翻訳関係者にとっての朗報です。旧版より50ページ程度増えているというのもうれしい。ざっと見たところでは、比較的新しい教派の説明をいくつか加えたり、コラムをいくつか増やしたりというのが特に目立った加筆です。もちろん、諸情報を全面的に最新のものにしたという側面もあり、調べ物をする立場としてはほんとうにありがたい。英語と日本語の両方で詳細な索引がついていることや、「翻訳者や作家へのアドバイス」という項目が随所に見られることなど、旧版の長所はもちろん今回も引き継がれています。

 この本の存在をはじめて知った人も、旧版の読者のかたも、ぜひ手にとってみてください。この10年余り、わたしの仕事用パソコンのすぐ横にはずっと旧版が置いてありましたが、先週末についに交替しました。文字どおり座右の書です。

 著者の八木谷涼子さんのサイトはこちらです。

2012年4月 5日 (木)

翻訳百景イベント(仮称)の予告

 詳細については今月の下旬に告知しますが、5月から7月にかけて、翻訳にまつわる小イベントを3回おこないます。対象として想定しているのは、翻訳・語学の学習者や、翻訳書・翻訳出版に興味のあるすべての人たちです。とりあえず「翻訳百景イベント」と名づけてありますが、もっとよい名前を思いついたかたがいらっしゃったら教えてください。

 いま決まっているのは以下のことです(一部変更になる場合もあります)。

◎日時・会場・定員・参加費など

 5月24日、6月28日、7月26日(いずれも第4木曜日)。5月と6月は午後7時から8時半まで、7月は午後7時から9時まで。

 会場は5月と6月が表参道、7月が赤坂近辺の小ホール。数十人はいれるセミナールームを借りてあります。

 参加費は、5月と6月は1,500円で、7月は未定です。

◎内容

 第1部が越前によるミニトーク、第2部がゲストによるトークとQ&A。

 第1部は、「きょうの誤訳」「きょうの悪訳」「きょうのsix words」「きょうの英語名言」「きょうの訳書紹介」など、いくつかのコーナーに分けて、翻訳や翻訳書のおもしろさをさまざまな角度から紹介していきます。これまで紀伊國屋ホール、六本木ヒルズ、リブロ東池袋店などでおこなってきたイベントと似た形式です(内容はまったく重なりません)。

 第2部は、毎回、出版翻訳の関係者(翻訳者、編集者など)をゲストとしてお呼びして、お好きなテーマで話してもらいます。おひとりでのトーク、越前との対談、参加者も交えてのQ&Aなど、形式はその回ごとに変わる可能性があります。

 くわしくは後日また書きます。興味のある人は上記の日時を空けておいてください。 

 

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