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  • 越前敏弥
    文芸翻訳者。 いまのところ、更新は週1、2回程度です。 ご感想・お問い合わせなどは office.hyakkei@gmail.com へお願いします。
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2012年2月 1日 (水)

six words について

 2010年の11月に『Six-Words たった6語の物語』を英和対訳で出版して以来、six words は仕事の合間のよい息抜きになっています。

 six words は英単語6語で何かを表現する短詩形式です。ヘミングウェイが創始者と言われていますが、オンライン雑誌の SMITH Magazine が2006年に six word memoirs(6語の回顧録)の投稿を募集しはじめたのがきっかけで大流行し、今日に至っています。いまもサイトには毎日いくつもの作品が集まってきます(こちら)。

 たとえば、本の帯にも載せた "I still make coffee for two."という作品などは、幾通りもの人生をそこから思い描けます。作者は男なのか女なのか、年齢はどのくらいか、独身なのか既婚なのか、などなど。

 その一方で、"I drank too much last night."や"Should have used condome that time."のような、シンプルだからこそおもしろい作品も。

 日本では、かならずしも memoirs にこだわらず、とにかく6単語でなんでも表現してみようという立場で、ツイッターアカウント@sixwordsjp やハッシュタグ#sixwordsjp を使った投稿がつづいています。ひとつの作品をゆっくり味わうのも、訳文を作るのも、自作を投稿するのも自由です。

 このサイトでは、4月あたりからときどきSMITH Magazineのサイトなどで見つけた傑作を選んで、少しばかりコメントしていく予定です。去年の《週刊ST》の連載コラムをお読みになっていたかたはどんな感じか想像がつくかもしれません。

 six words についてもっとくわしく説明している動画はこちら。『Six-Words たった6語の物語』の担当編集者がいくつも実例をあげて10分弱でわかりやすく解説しています。 

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