プロフィール

  • 越前敏弥
    文芸翻訳者。 いまのところ、更新は週1、2回程度です。 ご感想・お問い合わせなどは office.hyakkei@gmail.com へお願いします。
無料ブログはココログ

« six words について | トップページ | INFORMATION 2012-02-15 »

2012年2月 6日 (月)

翻訳ミステリーの各地方読書会

 きょうは、翻訳ミステリー大賞シンジケートが後援する各地方の読書会について。あまり書く時間がとれないので、きょうはとりあえず経過説明だけで、今後はイベント情報として定期的に紹介します。

 当初、シンジケートの主催する読書会が東京だけでおこなわれていましたが、ツイッターなどで、ほかの地方でも開催したらどうかという意見がときどきありました。そこで、2010年の11月ごろだったか、だれに告げるともなく開催の可能性についてつぶやいたら、最も多かったのが福岡での開催を望む声でした。それを受けて、福岡在住の翻訳者、三角和代さんと駒月雅子さんに世話役になってくれないかと打診したところ、ぜひ開催したいとのこと。会場選びからビラまきまで、ほんとうに熱心に準備をしてくださいました。このときのご尽力が、その後に各地へ読書会の輪がひろがっていく原点だったと言えます。

 一方、わたしは以前から翻訳の勉強会や朝日カルチャーセンターの翻訳講座などで定期的に大阪へ行っているので、そのメンバー数人にも声をかけて、大阪でも立ちあげてもらいました。大阪はあっという間に満席になりました。

 そんないきさつで、2011年の1月下旬に、『七人のおば』を共通の課題書とする読書会が3都市で連続開催されました。そのときのレポートはこちらです。わたし自身もそれまで読書会に参加した経験が多かったわけではありませんが、この旅で強く感じたのは、各地に翻訳フィクションが大好きな人が何人もいて、読んだ本の話をしたくてうずうずしていること、そして、語り合える仲間を増やしたいと思っていることでした。

 その後、福岡・大阪ともに2回目・3回目が順調におこなわれ、9月に横浜での開催も決まりました。そして、横浜で開催する旨をツイッターで告知したところ、それを見た名古屋在住の書評家・大矢博子さんが「名古屋は?ねえ名古屋はないの?(泣)」と嘆きのつぶやきを発したので、飛んで火に入る夏、いや、ここぞとばかりまるめこ、いや、お誘いをかけたのがきっかけで、名古屋でも開かれることになったのです。そして、うれしいことに、どの地方の読書会も満員御礼がつづきました。

 また、定期的におこなう読書会以外にも、カフェで軽く話し合うとか、単なる飲み会とか、型にはまらない集まりも少しずつ企画されています。くわしくは大阪の飯干京子さんのこの記事を見てください。

 最初はこちらから声をかける形で立ちあげた読書会ですが、わたしとしては、各地から自主的に開催を提案する声があがらないかとひそかに期待していました。そして、こんな記事を書いたところ、今年にはいってすぐ、福島県二本松市のかたが名乗り出てくださいました。第1回福島読書会の案内記事はこちらです。これはなんとしても成功させたい。

 さらに、つい最近、千葉読書会の開催も決定し、ほかにもいくつか検討中です。過去の読書会関連の記事はすべてここにまとまっています。どこまでこの輪をひろげていけるかわかりませんが、翻訳書の読者層をひろげていく一助になれたらと願っています。まだまだ満足するのは早いです。ご自身でも読書会をはじめてみたいと思っていらっしゃるかたは、翻訳ミステリー大賞シンジケート honyakumystery@gmail.com までぜひご連絡ください。

 過去に選ばれた課題書を並べておきます。まだはじめてからわずか1年余りですが、なかなかの壮観です。

 

« six words について | トップページ | INFORMATION 2012-02-15 »

シンジケート」カテゴリの記事