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  • 越前敏弥
    文芸翻訳者。 ご感想・お問い合わせなどは office.hyakkei@gmail.com へお願いします。
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2019年10月18日 (金)

「はじめての海外文学」関係のイベントについて

 10月13日に予定されていた「はじめての海外文学スペシャル」は、残念ながら台風のために中止となりました。これをそのまま再現する代替イベントの開催は不可能ですが、このあと、「はじめての海外文学」関係のイベントがいくつかあり、13日に登壇してくださる予定だった翻訳者のかたが何人も追加登壇を申し出てくださっています。

 ぜひご参加ください。

 

◎11月2日(土)

だから翻訳は面白い 進め! はじめての海外文学 @朝日カルチャーセンター新宿教室

【登壇者:越前敏弥、芹澤恵、田中亜希子、古市真由美】

【追加登壇者:野坂悦子、原田勝、宮﨑真紀】

【当日、参加者全員に越前の著訳書のサイン本をプレゼント。10種類ぐらい用意していく予定】

 

◎11月10日(日)

はじめての海外文学 読書会番外編 ドイツミステリこの10年大回顧 @GLOCAL CAFE

【登壇者:酒寄進一、マライ・メントライン】

 

◎11月17日(日)

第5回「はじめての海外文学」フェア開催記念 越前敏弥×斎藤真理子×谷澤茜(でんすけのかいぬし)トークイベント @青山ブックセンター 11月17日

【司会:倉本さおり 追加登壇者:木下眞穂、酒寄進一、芹澤恵、原田勝】

 

◎2020年1月26日(日)

第2回 はじめての海外文学スペシャル in 大阪 @梅田蔦屋書店

【登壇者:越前敏弥、木下眞穂、小竹由美子、芹澤恵、田中亜希子、谷川毅、夏目大、増田まもる】

 

 フェアやイベントの情報は「はじめての海外文学」公式サイトにも掲載されています。そのほかの海外文学・翻訳書関係のイベント情報も載っているので、ぜひご覧ください。

 なお、書店フェア「はじめての海外文学」は11月から全国の書店で展開されます。

 先行する形で、青山ブックセンターでフェアがはじまっています(下の写真)。

 フェアに参加してくださる書店のかたは、「はじめての海外文学の「お問い合わせ」ページからぜひご連絡ください。

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2019年10月13日 (日)

『世界物語大事典』刊行

 三省堂から『世界物語大事典』(ローラー・ミラー編、巽孝之監修)が刊行されました。

 原題の Literary Wonderlands は「文学上の不思議の国」という意味で、空想の国(土地)を舞台とした古今東西の作品が、それぞれ2~6ページの長さで紹介されています。世界文学大図鑑』よりもファンタジー・エンタテインメント寄りの作品が多く、特に後半はユートピアやディストピアを描いた傑作が目白押しです。各作品について、表面的な紹介をするのではなく、鋭い分析や、解きにマニアックなまでの考察がなされています。

 目次や概要はこちらあります

 掲載されている作品の邦訳書誌情報はこちら

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PR動画はこちらで視聴できます。

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日本人なら必ず誤訳する英文・決定版』刊行に合わせて作成した動画「日本人なら必ず誤訳する英文・特別編」の販売サイトはこちら。YouTubeのサンプル動画はこちらで視聴できます。

 

2019年9月 9日 (月)

「日本人なら必ず誤訳する英文・特別編」公開

日本人なら必ず誤訳する英文・特別編」という学習用動画の公開販売を開始しました。販売サイトはこちらです。

 https://filmuy.com/honyaku-hyakkei


 先日刊行された『日本人なら必ず誤訳する英文・決定版』に準拠していますが、本を購入していなくても問題なく視聴できます。
 10~15分程度の動画が11本あり、計35問について解説しています(PART A が基礎編、PART B が応用編)。合わせて2時間余りになります。


 サンプル版をYouTubeで公開しています。よかったら、まずこれを観てください。
 https://youtu.be/H_zYN7QaZo8

 このような動画の作成を考えたのは、東京・大阪以外に住んでいらっしゃる複数のかたから、講座を受けたいけれど地理的になかなかむずかしいので、オンラインで何かできないかというご要望があったからです。
 今回は『決定版』の刊行に合わせて、こういう内容のものを公開しましたが、いずれ文芸翻訳の講座をこれに似た形で作ることも考えています。

 今回の「特別編」は、PART A が先日の『決定版』刊行記念特別講座とほぼ同内容、PART B が以前朝日カルチャー各教室でおこなった「誤訳はなぜ起こるか」と半分ぐらい同内容です。
 先日の刊行記念講座を受けられなかった人をはじめ、誤読・誤訳を少しでも減らしたいと思っている人は、ぜひこのサイトからご購入ください(2時間余りの動画で1,000円です)。

決定版』刊行に合わせて急いで作成したこともあって、味も素っ気もない作りですが、本気で勉強したい人にとってはこれでじゅうぶんだと思っています。
 どうぞよろしくお願いします。

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2019年8月30日 (金)

『日本人なら必ず誤訳する英文・決定版』刊行(訂正個所のお知らせを含む)

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 先日の記事でもお知らせしたとおり、『日本人なら必ず誤訳する英文・決定版』がディスカヴァーから刊行されました。刊行の意図などについて、まずはその記事をご覧ください。

「もくじ」は以下のようになっています。

PART A 基礎編120問(文法項目別)

PART B 難問編30問(翻訳学校生徒の正答率20%~70%)

PART C 超難問編10問(翻訳学校生徒の正答率20%未満)

PART D 活用編30問(小説や契約書などでの実例を中心に)

付録 文法項目別チェックテスト50問

 このほか、学習相談Q&A(計10ページ)や、巻末インタビュー「わたしは英語をこうして勉強した」(計22ページ)もあり、合わせて400ページ近い充実の内容です。

(この本は『日本人なら必ず誤訳する英文』(2009)と『日本人なら必ず誤訳する英文・リベンジ編』(2014)を合わせて再構成し、加筆・修正したものです)

「まえがき」も公開します。

 長いので画像にしました。拡大するなどして読んでください。

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 お恥ずかしいのですが、訂正すべき個所がいくつかあることがすでにわかっています。ここにそれを書きますから、お買い求めになったかたは訂正をお願いします。

◎4ページ 下から11行目

 誤読・誤が → 誤読・誤

 

◎64ページ

・(上の英文の訳文) 10分で解け → 10分で解け

・(解説文・下から3行目) なお → (削除)

     (下から2行目) 使われていると見れば → 使われていて、

     (最終行) 意味にもなります → 意味だと考えるのがふつうです

※この例文のような1回かぎりの状況では、could は過去の(継続的)能力を表すよりも、仮定法過去と見なすほうが自然なので、そのように修正しています。

 

◎182ページ 最下段の太字部分

 continue の下に「動詞」、さらにその下に(現在形)と補う。(現状の説明でもまちがいではありません)

 

◎242ページ 解説文3行目

 前著で → A-73 で

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 訂正個所は以上です。

 あらためて、申しわけありませんでした。

 重版時には以上のように訂正します。

 

 8月29日(木)にディスカヴァー本社の会議室でおこなった刊行記念特別講座では満席のお申しこみをいただき、未収録の問題20問について解説しました。9月2日(月)の追加開催分も満席となりました。

 この20問については、後日なんらかの形で公開することを考えています。今回参加できなかったかたは、しばらくお待ちください。

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 朝日カルチャーセンターの10月期文芸翻訳講座の受付がはじまっています。詳細についてはここを見てください。

 

2019年8月27日 (火)

朝日カルチャーセンター10月期の文芸翻訳講座

 朝日カルチャーセンターでの2019年10月期の文芸翻訳講座の受付がはじまりました。今期も、新宿教室・横浜教室・中之島教室の3か所で開講します。


 トップページの「講座を探す」で、フリーワード検索に講師名を入れてもらえれば、現在受付中の講座がわかります(講師名を入力するときは、苗字と名前のあいだにスペースを入れてください)。教室名のタブをクリックすると、その教室の全講座が表示されます。


 3教室とも毎期、「英米小説の翻訳」(要予習、毎月1回)と一般向け定期講演「文芸翻訳教室・英語と日本語のはざまで」(予習不要、各期1回、10月期は中之島10月26日新宿12月7日横浜12月14日)があります。


 さらに、10月期は新宿教室で以下の特別講座や対談があります。

 新宿  11月2日  だから翻訳は面白い 「進め! はじめての海外文学」


「英米小説の翻訳」は、新宿と横浜は1時間半×3回、大阪は3時間×1回の形でおこないます(大阪は扱う英文の長さが約3分の2です)。原則として、長短編小説の一部をていねいに訳し、全員の訳文を全員に配布して細かく検討していきます。10月期は7月期につづいて、カナダの連作短編集の一部を扱います。
 新宿は火曜午前木曜夜土曜午後の3クラス(どれかひとつを受講)、横浜中之島は土曜午後の1クラスです。
「英米小説の翻訳」では、英文の訳読のほかに、各期ごとに指定した本(おもに翻訳書または周辺書)を読んできて簡単に感想を言ってもらう時間を少しとります。課題書はこのブログの右側に載せてあり、10月期は『世界文学アンソロジー』(秋草俊一郎ほか編、三省堂)です。

 一般向け定期講演「文芸翻訳教室・英語と日本語のはざまで」は、翻訳の仕事にまつわるエピソードなどを英文の実例とともに紹介していくもので、毎回内容が異なります。「翻訳しづらい英語表現」「訳文添削道場」「編集・校閲・校正担当者とのやりとり紹介」など、初級者から上級者までに役立つ話が盛りだくさんです(予習不要)。
「英米小説の翻訳」を受講中の人やこれから受講しようという人、予習する余裕はないけれど文芸翻訳の勉強を長くつづけたい人などは、可能なかぎり毎回受講してください。語学の知識が少し必要ですが、どなたでも参加できます。

◎「英米小説の翻訳」の日程とお申しこみページは以下のとおりです。
新宿火曜午前(10月1日&11月5日&12月3日、10時から11時30分)
新宿木曜夜(10月10日、11月14日、12月12日、19時から20時30分)
新宿土曜午後(10月5日&11月2日&12月7日、13時30分から15時)
横浜(10月12日&11月9日&12月14日、13時30分から15時)
中之島(10月26日、13時から16時)

◎一般講演「文芸翻訳教室・英語と日本語のはざまで」のお申しこみページは以下のとおりです。
中之島(10月26日、10時30分から12時)
横浜(12月14日、15時30分から17時)
新宿(12月7日、15時30分から17時)


◎今期も新宿教室で、ゲストをお招きしての公開対談「だから翻訳は面白い」をおこないます。

 今回は、今年で5回目を迎える「はじめての海外文学」フェアの事務局メンバーをつとめる翻訳者たちと(芹澤恵さん、田中亜希子さん、古市真由美さん)といっしょに、いまどんな翻訳書が面白いか、これからどんな翻訳書を読んでもらいたいかなどを徹底的に話し合います。
 「はじめての海外文学」フェアは、書店チェーンの枠を超えて、海外文学・翻訳書を多くの人に読んでもらいたい出版関係者多数が協力して進めています。翻訳や出版全般に興味のある人にとって、これから何をしていけばよいかを考える、とても有意義な時間になるので、ぜひご参加ください。もちろん、予習不要です。

 翻訳出版に少しでも興味のある人はぜひお越しください。
「だから翻訳は面白い」対談シリーズは、これまで代田亜香子さん(翻訳者)、山口晶さん(編集者)、三辺律子さん(翻訳者)、宮迫憲彦さん(出版社営業&書店主)をお相手に開催し、今回が5回目です。今後も翻訳出版にさまざまな形でかかわっている人をお招きするつもりです。

新宿  11月2日、10時30分から12時

 

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 7月期の「文芸翻訳教室・英語と日本語のはざまで」にも、いまからでも申しこめます。すべて予習不要です。

新宿  9月7日、15時30分から17時

横浜  9月14日、15時30分から17時

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 おかげさまで、『翻訳百景』が重版しました。これまでに購入してくださったみなさん、各所で言及してくださったみなさんのおかげです。ありがとうございます。文芸翻訳の仕事や翻訳書のおもしろさについて、さまざまな角度から紹介した本です。ぜひご一読ください。

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 8月29日ごろに発売される『日本人なら必ず誤訳する英文・決定版』の刊行記念特別講座&座談会は、追加開催分9月2日)を引きつづき募集中です(8月29日の回は満席となりました)。書籍に収録された問題の類題が半分、新作が半分という構成で20問程度を扱います。ぜひお申しこみください。

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