2018年7月 7日 (土)

7月以降のトークイベント

 このあと予定されているトークイベントの日程を開催順にまとめて書きます。すべて予習不要です。

 8月4日(土)15:30~17:00 朝日カルチャー新宿

 編者をつとめた軽妙洒脱なエッセイ集の編纂秘話や、稀代の名訳者・東江一紀の仕事ぶりなどについて、作品社の担当編集者・青木誠也さんとの対談形式でお話しします。東江さんの遺作となった『ストーナー』や『黄泉の河にて』に関しての話もします。くわしい内容はここ


◎誤訳はなぜ起こるか
 
 2月に立川教室でおこなった講座とほぼ同内容。15問ほどの実例に則して、誤読・誤訳が起こる原因をいっしょに考えていきます。


◎翻訳百景・英語と日本語のはざまで
 
「誤訳しやすい英文」「訳文検討道場」「ゲラをめぐるあれこれ」「お楽しみクイズ」など、毎回異なる盛りだくさんの内容です。月1回の「英米小説の翻訳」はハードルが高すぎると感じる人など、ぜひ来てください。3教室とも、終了後に自主参加の懇親会あり。


 10月6日(土) 15:30~17:00 朝日カルチャー新宿(9月29日から変更

 YA翻訳の世界で長く活躍している代田亜香子さんとの公開対談。ジャンルちがいの珍しい組み合わせなので、ぜひどうぞ。

2018年6月18日 (月)

『ねみみにみみず』の快進撃

 4月に出たエッセイ集『ねみみにみみず』(東江一紀著、越前敏弥編、作品社)が、これまで多くの新聞で紹介され、順調に版を重ねています。

 書評が載ったのは、日経新聞(2回)、朝日新聞(野矢茂樹さん)、産経新聞(北上次郎さん)、東京新聞(藤沢周さん)、長崎新聞、沖縄タイムスなど。ほかに「本の雑誌」でもかなり大きく採りあげられ、さらにいくつかの媒体に載ることが決まっています。

 駄洒落満載の軽妙な文体で、翻訳者の日常の喜怒哀楽(特に哀しみ)が活写されていること、そしてその合間に翻訳や人生そのものに取り組むちょっとした哲学とも呼ぶべきものが織りこまれていることが、好評を博している理由だと思います。

 そして、6月15日の朝日新聞第1面「折々のことば」でも採りあげられました。紹介されたのはこの2文です。

 ――まじめさには、きちんと酸素を補給してやらないとね。
 ――進行方向だけではなくて、周りの風景にも目を配り、最終的には、そういう自分の姿を客観的に眺められる余裕が、ぜひとも欲しい。
(この2文があるのは p143、144です。調整がうまくいかず、画像が横倒しですみません。プリントアウトして右側から読んでください)

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 まだ手にとっていないみなさん、稀代の名翻訳者による緩急自在のエッセイをぜひ読んでください。

 そして、8月4日(土)に朝日カルチャーセンター新宿教室でトークイベント「『ねみみにみみず』の快進撃」を開催することになりました。4月の京都出町座イベントや翻訳百景ミニイベントのときと同じく、作品社の担当編集者・青木誠也さんとの対談形式です。半分ぐらいはちがう内容なので、そのとき参加した人も、よかったらまたお越しください。今回は『ストーナー』や『黄泉の河にて』などの話も多くする予定です。

 東江一紀さんについてもっと知りたい人も、翻訳出版の裏話をたっぷり聞きたい人も、ただ駄洒落が好きなだけの人もぜひどうぞ。

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 週刊《読書人》『文芸翻訳教室』についてのロングインタビューが掲載されています。紙面には、ほかにダン・ブラウン来日のレポートなども載っています。
 

2018年6月12日 (火)

INFORMATION 2018-06-12

『黒後家蜘蛛の会2』(アイザック、アシモフ著、池央耿訳、創元推理文庫)新版の解説を担当しました。若いころからの愛読書なので、このような機会を与えてくださった版元に感謝します。このシリーズ(現時点で全5巻)の魅力を自分なりに書いたつもりです。ぜひこの機会にシリーズ全体を楽しんでください。

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『解錠師』のスティーヴ・ハミルトンの新シリーズ第2弾『ニック・メイソンの脱出への道』が今月15日ごろに刊行されます。第1作『ニック・メイソンの第二の人生』と合わせてどうぞ。ある取引によって刑務所から「合法的に」脱出した男の哀しくきびしい人生の物語です。

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 ジュンク堂池袋、ジュンク堂福岡、丸善名古屋、丸善京都の各店舗で、翻訳にまつわる本20数点を集めたフェア「翻訳について語るときに彼らの語ること」がはじまっています。『文芸翻訳教室』や『ねみみにみみず』も並んでいます(折りたたむ関係で画像の一部が逆さになっています)。
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 朝日カルチャーセンター(新宿・横浜、中之島)の7月期文芸翻訳講座・一般向け講演の予定はここにまとまっています。近日中にもうひとつ、緊急開催の特別講座が追加されます。

2018年5月27日 (日)

朝日カルチャーセンター7月期の文芸翻訳講座

 朝日カルチャーセンターでの2018年7月期の文芸翻訳講座の受付がはじまりました。今期も、新宿教室・横浜教室・中之島教室の3か所で開講します。
 新宿教室についてはこのページ、横浜教室についてはこのページ、中之島教室についてはこのページで、フリーワード検索に講師名を入れてもらえれば、7月期の全講座が表示されます。
 
 3教室とも毎期、「英米小説の翻訳」(要予習、毎月1回)と一般向け定期講演「翻訳百景・英語と日本語のはざまで」(予習不要、各期1回のみで毎回異なる内容、7月期は中之島7月28日新宿9月1日横浜9月8日)があります。

 さらに、今期は横浜教室と中之島教室で特別講座「誤訳はなぜ起こるか」があります(横浜8月25日中之島7月27日、1月期に立川教室でおこなったものと同内容)。また、新宿教室で代田亜香子さんとの公開対談「だから翻訳は面白い・ジャンルの垣根を越えて」があります(9月29日 【7月1日追記 10月6日開催に変更されました】)。

「英米小説の翻訳」は、新宿と横浜は1時間半×3回、大阪は3時間×1回の形でおこないます(大阪は扱う英文の長さが約3分の2です)。原則として、長短編小説の一部をていねいに訳し、全員の訳文を全員に配布して細かく検討していきます。7月期は新人女性作家による一般小説(主人公が6歳の少年)を扱います。

 新宿は火曜午前土曜午後の2クラス(どちらか一方を受講)、横浜中之島は土曜午後の1クラスです。
「英米小説の翻訳」では、英文の訳読のほかに、各期ごとに指定した本(おもに翻訳書または周辺書)を読んできて簡単に感想を言ってもらう時間を少しとります。課題書はこのブログの右側に載せてあり、7月期は先日刊行された『ねみみにみみず』(東江一紀著、作品社)です。
 
 一般向け定期講演「翻訳百景 英語と日本語のはざまで」は、翻訳の仕事にまつわるエピソードなどを英文の実例とともに紹介していくもので、毎回内容が異なります。「誤訳しがちな英文集」「訳文添削道場」「編集・校閲・校正担当者とのやりとり紹介」「お楽しみクイズ」など、初級者から上級者までに役立つ話が盛りだくさんです(予習不要)。
「英米小説の翻訳」を受講中の人やこれから受講しようという人、予習する余裕はないけれど文芸翻訳の勉強を長くつづけたい人などは、可能なかぎり毎回受講してください。語学の知識が少し必要ですが、どなたでも参加できます。
 
◎「英米小説の翻訳」の日程とお申しこみページは以下のとおりです。
新宿火曜午前(7月3日&8月7日&9月4日、10時から11時30分)
新宿土曜午後(7月7日&8月4日&9月1日、13時30分から15時)
横浜(7月14日&8月25日&9月8日、13時30分から15時)
中之島(7月28日、13時から16時)
 
◎一般講演「翻訳百景 英語と日本語のはざまで」のお申しこみページは以下のとおりです。
中之島(7月28日、16時30分から18時)
新宿(9月1日、15時30分から17時)
横浜(9月8日、15時30分から17時)
◎特別講座「誤訳はなぜ起こるか」、代田亜香子さんとの公開対談「だから翻訳は面白い」のお申しこみは以下のとおりです。
中之島(7月27日、19時から20時30分)「誤訳はなぜ起こるか」
横浜(8月25日、15時30分から17時)「誤訳はなぜ起こるか」
新宿(9月29日、10時30分から12時)「だから翻訳は面白い」
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 4月期の「翻訳百景」にも、いまから申しこむことができます。
新宿(6月2日、15時30分から17時)
横浜 (6月2日、15時30分から17時)
 ダン・ブラウン『オリジン』を課題書とした「みんなの読書会」も引きつづき受付中です。どなたでも参加できます。

2018年5月14日 (月)

5月下旬以降のトークイベント&読書会

◎第4回「はじめての読書会」の受付がきのうはじまりました。すでに半分以上のお席が埋まっています。早めにお申しこみください。

日時:7月7日(土)15:00〜17:00
場所:Glocal Cafe 青山
課題書:『ピンポン』(パク・ミンギュ著、斎藤真理子訳、白水社)
司会進行:倉本さおり
パネラー:小国貴司、金承福、竹田信弥、斎藤真理子、藤波健(敬称略)

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 5月26日(土)18時から19時30分まで
 青山ブックセンター本店

 『文芸翻訳教室』の刊行を記念し、研究社の担当編集者との対談形式で進めます。事前や当日の質問大歓迎。語学の知識はほとんど必要ありません。現時点で8割程度のお席が埋まっています。早めにお申しこみください。

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◎「翻訳百景・英語と日本語のはざまで」
 3か月に1回の一般向け講演。内容は毎回異なります。リニューアルして翻訳学習者向けになったので、語学の知識がある程度必要です。内容の詳細についてはここをご覧ください。

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 6月7日(木)19時30分から21時まで
 fabbit青山
 課題書『オリジン』

 ゲストとして話させてもらいます。どなたでも参加できます。

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◎7月期の朝日カルチャーセンター文芸翻訳講座(新宿、横浜、中之島)の受付は5月下旬にはじまります。このブログでもそのころに紹介します。

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